科目名 |
英語文学基礎講読II |
クラス |
− |
授業の概要 |
この授業では、英語圏の文化や思想を理解し、その奥深さを小説を通じて味わう。具体的には、児童文学として日本でも人気の高いLouis SacharのHolesを原文で読み切ることで、小説や随筆などを読みこなす読解力を養成することを目指す。原作の手の込んだ物語を楽しみつつ、文化的背景や思想、英語表現などに触れ、英語を読むだけでなく、物語の内容についても、受講生独自のテーマを見つけて読みを深めることを目標とする。 |
授業の到達目標 |
1.さまざまな英語表現に触れ、英語を正確に読む力を身に付ける。 2.作品独自の思想や文化背景を理解する。 3.受講生独自のテーマを見つけ、作品の解釈を目指す。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | Introduction(授業の進め方、作者の紹介とアメリカ文化について) |
2 | Louis Sachar, Holes. pp.3-25 |
3 | ditto. pp. 26-58 |
4 | 小テスト@とディスカッション(児童文学について) |
5 | ditto. pp. 59-91 |
6 | ditto. pp. 92-119 |
7 | 小テストAとディスカッション(アメリカ文化) |
8 | ditto. pp. 120-151 |
9 | ditto. pp. 152-181 |
10 | 小テストBとディスカッション(作品のテーマ) |
11 | ditto. pp. 182-210 |
12 | ditto. pp. 211-233 |
13 | 小テストCとディスカッション(作品のまとめ) |
14 | アメリカの児童文学作品について |
15 | 全体の総括 |
|
テキスト・参考書 |
Louis Sachar, Holes. Yearling, 1998. ISBN: 978-0-440-41480-3 |
自学自習についての情報 |
毎回の授業に備えてしっかり英語のテキストを読むこと。 発表担当でない場合も、質問等を考えてくること。 発表に備えて、自分なりのテーマで物語を考えること。 |
授業の形式 |
演習形式。授業は発表担当者のグループを中心に、ディスカッションを行う。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
毎回の授業では、グループでの発表と授業内でのディスカッションを行う。主体的にテーマを考え、期末試験で論述すること。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
4回の小テスト40%、発表20%、期末試験40% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
小説を通読するクラスであるので、一度にまとまった分量の英語を読む。毎回の予習は不可欠である。グループ発表を予定しているので、グループへの貢献、および授業への熱心な参加を求める。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
|