科目情報
科目名 英語文学演習I 
クラス − 
授業の概要 本授業では、今もっともイギリス本国でも人気があり、英文学を代表する女性作家Jane Austenの作品を精読することを通して、時代の抱える様々な特徴をひとりの作家がどのように捉えていたかを考察する。適宜、参考文献を紹介しながら、文学作品の読み方についても学習する。 
授業の到達目標 文学作品の精読を通して、英国社会、文化への理解を深める。古典の美しい文体を味読し、様々な英語表現を知る。さらに、小説が描く様々な問題点を多角的に検証し、批評眼を養いながら、受講生独自の作品の解釈を目指す。 
授業計画
内容
1イントロダクション (授業の進め方、作者の紹介と英文学の伝統について) 
2Vol. I Chaps 1-3(前半部・物語背景) 
3Chaps 4-6(前半部・視点の意味) 
4Chaps 7-8(前半部・登場人物分析) 
5Chaps 9-10(前半部・シンボリズム) 
6Chaps 11-12(前半部・語りの手法)
 
7Vol. II Chap. 1-2(前半部まとめ) 
8Chaps 3-4(後半部・心理描写) 
9Chaps 5-6(後半部・ジャンル論) 
10Chaps 7-8 (後半部・シンボリズム) 
11Chap. 9(後半部・登場人物分析) 
12Chap. 10(後半部・語りの手法) 
13Chaps 11-12(後半部まとめ) 
14映像作品と文学 
15全体のまとめ 
 
テキスト・参考書 Jane Austen, Persuasion (Oxford UP) ISBN: 978-0199535552  
自学自習についての情報 授業内で紹介する文献などを調べ、発表および期末レポートのためにリサーチを進める 
授業の形式 演習形式。授業は発表担当者の発表を中心にディスカッションを行う。 
アクティブラーニングに関する情報 毎回の授業では担当者が独自のテーマを設定して発表し、授業合いでディスカッションを行う。授業を通して受講生独自の問題意識を持ち、主体的なリサーチを経て、レポートを作成すること 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への貢献および口頭発表 30% 期末レポート 70% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 小説を通読するクラスであるので、一度にまとまった分量の英語を読む。毎回の予習は必須である。学期の終わりには各自選んだテーマをレポートという形でまとめてもらうので、発表のためのリサーチを含めた授業への熱心な参加を求める。初回の授業で授業の進め方について説明するので、必ず出席すること。 
担当講師についての情報(実務経験)