科目情報
科目名 生活経営学演習I 
クラス − 
授業の概要 生活経営学・家族関係学に関する基本的な知識をもとに、問題関心を深め、専門書・学術雑誌を軸に探索的文献研究を行う。
そのうえで、研究テーマに沿って、先行研究の整理と仮説を導き出す作業を行う。併せて、社会調査法および社会統計に関する基礎を学ぶ。 
授業の到達目標 探索的文献研究によって、研究動向を把握し、課題を導き出すことができる。
問題関心と研究目的を明確にし、論理を組み立て、実証的に仮説検証していく方法論を修得する。 
授業計画
内容
1研究構想の立て方 
2研究テーマの見つけ方・探し方・深め方、図書館での文献探索の方法 
3探索的文献購読と報告(1)『よくわかる卒論の書き方』 
4探索的文献購読と報告(2)『生活者発想塾』 
5探索的文献購読と報告(3)新書から生活課題を読み解く 
6先行研究の整理と研究テーマの明確化(1)報告とディスカッション 
7先行研究の整理と研究テーマの明確化(2)リプライと新たなテーマ設定 
8研究方法の検討と研究計画(1) 調査手法と分析手続き 
9研究方法の検討と研究計画(2) 調査対象者の選定と依頼方法 
10探索的調査研究(量的調査あるいは質的調査)の実施(1) データの収集方法 
11探索的調査研究(量的調査あるいは質的調査)の実施(2) 分析方法 
12仮説を実証的に検証していくための方法の検討 
13ゼミでの報告 
14議論および質疑 
15全体総括 
 
テキスト・参考書 研究テーマに沿って、適宜指示。
基本的文献として、白井利明・高橋一郎『よくわかる卒論の書き方』ミネルヴァ書房2013、
博報堂生活総合研究所『生活者発想塾』日本経済新聞出版社2010
博報堂生活総合研究所 テーマ調査「家族30年変化」「子ども20年変化」「シルバー30年変化」https://seikatsusoken.jp/shohi2019/ 
自学自習についての情報 各自の問題関心にそって文献研究を行うこと。
主体的かつ計画的に取り組む姿勢が求められる。 
授業の形式 演習形式。レジュメを作成し毎時発表。 
アクティブラーニングに関する情報 グループディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表(40%)  最終レポート(30%) 研究姿勢と意欲(30%)   
その他(授業アンケートへのコメント含む) 火曜3限に開講予定とする 
担当講師についての情報(実務経験) 初等・中等教育実務経験ないが、家庭科教科書の執筆編集に関わっている。