科目名 |
現代美術 |
クラス |
− |
授業の概要 |
現代美術とは何でしょうか。それは絵画や彫刻といったジャンル的な枠組みとは異なる、「問い」としての領域と言えます。現代美術とは、見る者に対して「これが(現代)美術であるのか?」という問いかけを孕んだ、必ずしも答えの確定しない枠組みであるということです。この授業では、こうした不確定性を孕む芸術――特に20世紀以降の芸術の歴史を「文脈とモノ」という観点から通覧していきます。また現代美術の歴史を学ぶことと並行して、作品としての印刷物(冊子)制作を行います。特に身の周りを観察することを起点に、発想を印刷物として形にすることを実践的に学んでいきます。 |
授業の到達目標 |
1. 20世紀初頭から現代に至る美術の歴史を学ぶ 2. 身の周りを観察することを起点に、アイデアを印刷物として形にすることを実践する |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション 現代美術とは何か |
2 | 観察する――距離について |
3 | 観察する――接触について |
4 | 観察する――距離について(2) |
5 | 観察する――接触について(2) |
6 | 展示を見る |
7 | 印刷物制作(1)プラン作成 |
8 | 印刷物制作(2)プラン発表・ディスカッション |
9 | 印刷物制作(3)プロトタイプ原稿作成 |
10 | 印刷物制作(4)プロトタイプ印刷 |
11 | 印刷物制作(5)プロトタイプ発表・ディスカッション |
12 | 展示を見る |
13 | 印刷物制作(6)原稿作成 |
14 | 印刷物制作(7)印刷 |
15 | 発表、まとめ |
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テキスト・参考書 |
[参考書]高階秀爾『20世紀美術』(ちくま学芸文庫)、『ART SINCE 1900:図鑑 1900年以後の芸術』(東京書籍) |
自学自習についての情報 |
積極的に展覧会を見に行くこと。また印刷物制作にあたり、書店や映画館など各種文化施設に置かれている様々な冊子や印刷物を手にとってみることも勉強になる。 |
授業の形式 |
講義、演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
発表やディスカッションを行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業の参加度(50%) 提出物(50%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
特記事項無し |
担当講師についての情報(実務経験) |
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