科目情報
科目名 かな書法II 
クラス − 
授業の概要 寸松庵色紙、升色紙、継色紙、元永本古今集の散らし書きの部分の臨書・倣書を通して、バランスの良い構築性や繊細な感性を修得させる。 
授業の到達目標 仮名作品独特の表現法である散らし書き作品の技法を研究することができる。 
授業計画
内容
1散らし書きの発生 
2寸松庵色紙(現存約30首の内10首 原寸臨書) 
3寸松庵色紙(前回とは違う現存約30首の内10首 原寸臨書) 
4寸松庵色紙(残りすべてを原寸臨書) 
5寸松庵色紙(拡大臨書・倣書 半紙縦) 
6寸松庵色紙(半紙に拡大臨書したものを5枚並べて2.6×6尺横作品にまとめる) 
7寸松庵色紙(半切縦に倣書したもの5枚を並べて2.6×6尺横作品制作) 
8継色紙  (現存約30首の内10首 原寸臨書) 
9継色紙  (前回とは違う現存約30首の内10首 原寸臨書) 
10継色紙  (残りすべてを原寸倣書) 
11継色紙  (拡大臨書 2.6×6尺横) 
12継色紙  (拡大倣書 2.6×6尺横) 
13升色紙  (原寸臨書) 
14升色紙(原寸臨書続き・原寸倣書) 
15元永本古今集(散らし部分を原寸臨書) 
 
テキスト・参考書 日本名筆選12 寸松庵色紙
日本名筆選13 継色紙
日本名筆選14 升色紙
日本名筆選30 元永本古今集〈上〉一
日本名筆選31 元永本古今集〈上〉二 
自学自習についての情報 上記の参考書を初回までに購入しておくこと。
授業計画に表記されているサイズの用紙と、それに見合った筆を用意すること。
授業時間内に作品が完成しない場合は、次時までに完成させること。 
授業の形式 実習 
アクティブラーニングに関する情報 課題解決のための自己批正・相互批正を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 提出作品(70%)・授業への参加態度(30%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 書の学習は日頃より各自で練習することが大切である。よって、条幅等授業時間外に課題を課すことがある。
かな書法Iを履修済みの者に限る。 
担当講師についての情報(実務経験) 担当講師は高等学校で勤務した経験があり、学校現場の生徒の実態を踏まえながら授業をすすめ、より実践的な内容を探究する。