| 科目名 |
和楽器演習I |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
初歩の曲より、学生の特性に合わせ、高等な技術を要するものまでを習得。
1.楽器演奏の基礎手法。
2.調弦法
3.歌唱を伴う演奏（弾き歌い）。
4.唱歌（口三味線）。
5.日本音楽の旋律・音階。 |
| 授業の到達目標 |
箏・三弦の演奏を通じて、日本音楽の理解を進める。
1.楽器の特性を知る。
2.基礎技術の習得。
3.箏・三弦の合奏。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | 【箏】
1.楽器の特性の説明、演奏姿勢、指使い等基本奏法。 |
| 2 | 2.調子の合わせ方。 |
| 3 | 3.初歩の曲の演奏。 |
| 4 | 4.準備から初歩曲までの習得。 |
| 5 | 5.「六段の調」（平調子：八橋検校作曲）を知る。陰の音階の説明。 |
| 6 | 6.「六段の調」唱歌の習得。 |
| 7 | 7.「六段の調」古典奏法の習得。 |
| 8 | 8.「花筏」（平調子より四・九半音上げ：沢井忠夫作曲）第一箏演奏。
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| 9 | 9.「花筏」第二箏演奏。現代奏法の習得。 |
| 10 | 10.「花筏」箏の二重奏の習得。 |
| 11 | 11.「春の海」（平調子より六・斗半音上げ：宮城道雄作曲）を知る。 |
| 12 | 12.「春の海」序盤部分の演奏。特殊技法を知る。 |
| 13 | 13.「春の海」序盤部分の習得。 |
| 14 | 【三味線】
14.三味線の準備・調弦法の習得。 |
| 15 | 15.三味線の基本演奏法。 |
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| テキスト・参考書 |
津田道子著「箏の基礎知識」音楽之友社 |
| 自学自習についての情報 |
和楽器の技術を習得するためには、継続的な練習が必要です。練習に際しては、音楽科教員に練習希望を伝えることで、練習場所と楽器を借りることができます。 |
| 授業の形式 |
伝統音楽の履修であるので、伝承された演奏形式を示すために、教官がまず模範演奏をして聴覚による認識を与える。ついで譜本による演奏を行い視覚的反応を早め、各受講生の演奏技術上の問題点を挙げ技術の向上を図る。なお、演奏において日本音楽の用いる音階・旋律などの習得を促す。 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
京都教育大学附属桃山小学校での「和楽器授業」実習。（6月頃） |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
受講生の能力に応じて柔軟に考える。原則として一つの課題曲を終えた時、随時実技テストを行い評価する。（70％）演奏技法の習得は、出席回数、あるいは学習態度に比例することが多く、これも加味する。（30％） |
| その他（授業アンケートへのコメント含む） |
特記事項なし |
| 担当講師についての情報（実務経験） |
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