科目情報
科目名 保健体育学演習I 
クラス k 
授業の概要 学校保健・公衆衛生・保健科教育に関する文献検討を中心に行い、本研究領域における最新の知見を得る。
さらに、社会調査の手法(アンケート・インタビュー)について理解を深める。 
授業の到達目標 1.児童、生徒、学生、教職員における現代の健康課題とその要因について理解できる。
2.保健科教育の現状と課題について理解できる。
3.社会調査の手法について理解できる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション、研究論文の構造、学生の研究テーマの確認 
2児童、生徒、学生の性に関する研究動向(性行動) 
3児童、生徒、学生の性に関する研究動向(SOGI、性同一性障害) 
4児童、生徒、学生、教師の精神健康に関する研究動向(ネガティブ指標) 
5児童、生徒、学生、教師の精神健康に関する研究動向(ポジティブ指標) 
6学校における感染症に関する研究動向 
7保健科教育の研究動向(保健知識の定着状況) 
8保健科教育の研究動向(保健の授業実践研究) 
9児童、生徒、学生の非認知能力に関する研究動向(状況) 
10児童、生徒、学生の非認知能力に関する研究動向(非認知能力を高めるための教育・指導) 
11学校における健康相談、カウンセリングに関する研究動向 
12児童、生徒、学生の運動・スポーツと健康の研究動向(アスリートの健康問題) 
13児童、生徒、学生の運動・スポーツと健康の研究動向(スポーツ経験とストレス対処力) 
14社会調査の手法(アンケート) 
15社会調査の手法(インタビュー) 
 
テキスト・参考書 テキスト:特に指定しない
参考書:学校保健ハンドブック〈第7次改訂〉. 教員養成系大学保健協議会編. ぎょうせい.
    保健科教育学の探究. 今村修他編著. 大衆館書店 
自学自習についての情報 事前に自身の関心のある分野の研究論文を読み、スライド資料を作成すること。
また、毎授業を録画し、動画投稿サイト(YouTube)にて限定公開し、復習ができる環境を提供する。 
授業の形式 各回担当学生による文献発表と討論を行う。 
アクティブラーニングに関する情報 各回の文献発表に対して、ディスカッションを行う。
また、社会調査の演習(アンケート作成、ペアワークによるインタビュー)を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1.文献発表(40%)
2.討論での発言(40%)
3.授業終了時点での研究テーマの完成度(20%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験) 担当教員は、教員養成系大学保健協議会の一員であり、とくに児童・生徒・学生の精神健康に関する研究を専門に行なっている。