科目情報
科目名 学校教育実践総論V 
クラス − 
授業の概要 教育評価の基本的な考え方と現代的な課題について取り上げる。今年度は、2019年の指導要録の改訂を受けて、新しい「学習評価」のあり方について検討する。とりわけ、観点「主体的に学習に取り組む態度」の評価にあたって重要とされている「メタ認知」の考え方に焦点をあてる。 
授業の到達目標 ・教育評価をめぐる基本的な考え方とともに、新しい「学習評価」のあり方について理解を深める。
・なかでも、「主体的に学習に取り組む態度」の評価にあたって重要とされている「メタ認知」について理解を深める。 
授業計画
内容
1オリエンテーション
(教育評価とは何か) 
2資質・能力をめぐる教育改革 
3新しい学習評価の特徴 
4新しい指導要録における3つの観点 
5「主体的に学習に取り組む態度」の評価をめぐる課題 
6メタ認知とは何か 
7メタ認知と自己調整学習 
8メタ認知と知覚 
9メタ認知と理解 
10メタ認知と思考・判断 
11メタ認知と意欲・感情 
12メタ認知と他者との協働 
13メタ認知と環境 
14「主体的に学習に取り組む態度」の評価方法 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 【テキスト】三宮真智子『メタ認知で〈学ぶ力〉を高める』北大路書房、2018年。
【参考書】授業中に指示する。 
自学自習についての情報 講義のなかで紹介する参考文献などをもとにして理解を深めてほしい。 
授業の形式 講義と発表、ディスカッション 
アクティブラーニングに関する情報 様々な考え方を紹介したりディスカッションの場を設けたりすることを通して、各自の考えを深める機会をつくりたい。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 参加状況30%、期末レポート70% 
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験)