科目情報
科目名 発達障害教育特論 
クラス − 
授業の概要 (障害のある)子どもの家族の実態に触れながら、家族に関わる論争的な問題について検討していく。そのことを通して、子ども・教育をめぐる平等の問題や、学校・教師の役割について考える。 
授業の到達目標 (障害のある)子どもと家族の実態について理解を深めること。
(障害のある)子どもと家族を理解する視点について理解を深めること。
家族の実態をふまえて学校・教師の役割をとらえ直すこと。
テーマに関する資料を収集・整理し、論点・課題を明らかにできること。 
授業計画 講義とレポート発表・討論とによって授業を進める。
講義の回数とレポート発表・討論の回数は同程度を予定している。
レポート発表は2種類のものを予定している。
 (1)自分の考えをまとめることを中心とするレポート発表
 (2)担当するテーマについて文献・資料をもとにまとめることを中心とするレポート発表
内容
1障害のある子どもと家族 
2障害のある子どもと「家族支援」 
3子どもの貧困 
4障害のある子どもの貧困(1)実態と課題 
5障害のある子どもの貧困(2)討論 
6困難を抱える保護者(1)実態と課題 
7困難を抱える保護者(2)討論 
8中間まとめ 
9障害のある子どもの母親の就労(1)実態 
10障害のある子どもの母親の就労(2)課題 
11障害のある子どもの母親の就労(3)討論 
12宿題に困難を抱える小学生(1)実態 
13宿題に困難を抱える小学生(2)課題 
14宿題に困難を抱える小学生(3)討論 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 レポート発表のテーマに沿って参加者が文献・資料の収集を行う。
【参考書】
佐々木宏・鳥山まどか編著(2019)『シリーズ子どもの貧困B 教える・学ぶ―教育に何ができるか』明石書店
田中智子(2020)『知的障害者家族の貧困―家族に依存するケア』法律文化社 
自学自習についての情報 前の回までの内容を振り返りながら、各回の授業に臨むようにしてください。 
授業の形式 講義
演習(レポート発表と討論) 
アクティブラーニングに関する情報 参加者によるレポート発表や討論を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 討論への参加(50%) レポート発表(50%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 参加者数にもよるが、各参加者が2〜3回のレポート発表を行うことを想定している。 
担当講師についての情報(実務経験)