科目情報
科目名 国語科教育教科内容論III 
クラス − 
授業の概要 近現代文学、国語教育、二つの研究領域の成果をふまえながら、国語科の教科書に収録されている近現代文学小説に関する研究を行う。 
授業の到達目標 1、文学研究、国語教育の両方の研究成果について学ぶとともに、両研究分野の方法論の違いと共通性について学ぶ。
2、文学研究の手法を用いて教材の特徴を深く理解する。 
授業計画
内容
1ガイダンス 調査・研究のための専門知識  
2新学習指導要領の確認 小学校国語科 
3新学習指導要領の確認 中学校国語科 
4新学習指導要領の確認 高校国語科 
5小学校国語科教科書における文学教材の位置づけ 
6中学校国語科教科書における文学教材の位置づけ 
7高校国語科教科書における文学教材の位置づけ 
8中間まとめ 
9受講生による研究発表とディスカッション@ 文学研究からのアプローチ(太宰治「走れメロス」) 
10受講生による研究発表とディスカッションA 国語科教育からのアプローチ(太宰治「走れメロス」) 
11受講生による研究発表とディスカッションB 新たな授業構想(太宰治「走れメロス」) 
12受講生による研究発表とディスカッションC 文学研究からのアプローチ(森鴎外「高瀬舟」) 
13受講生による研究発表とディスカッションD 国語科教育からのアプローチ(森鴎外「高瀬舟」) 
14受講生による研究発表とディスカッションE 新たな授業構想(森鴎外「高瀬舟」) 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 授業内で適宜指示、配布する。 
自学自習についての情報 文学研究と国語の授業の両方について、研究論文や実践報告などを広く読み、各自、問題意識を高めておく。また、授業内で参考文献を紹介するので、それらすべてに目を通し、基本的な知識や研究方法については自ら学ぶよう努力する。 
授業の形式 教員による講義も必要に応じて行うが、受講生が自ら問いを立て、その問題設定に従って調査、考察を行うなど、主体的な取り組みを強く求める。 
アクティブラーニングに関する情報 演習形式のため、課題設定から考察、レジュメの作成や発表など、能動的、主体的な学習を出席者には課す。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表の達成度(80%)
授業への参加状況(討議内容など)(20%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし。 
担当講師についての情報(実務経験) 特記事項なし