科目情報
科目名 社会科教育教科内容論VIII 
クラス − 
授業の概要 経済のグローバル化の進展に伴い,個人が様々な経済問題に直面し自らの行動を決定していくことが求められるようになっている。本授業では,中学校社会科(公民分野)及び高校公民科で取り上げられている現代社会の様々な経済に関連する問題について,その実態や問題点,課題について参加者の発表,それに基づくディスカッションを通じて学んでいく。 
授業の到達目標 (1)現代社会で起こっている様々な経済問題の実態を理解することができる。
(2)当該問題についての課題や解決に向けての対応策について理解することができる。 
授業計画
内容
1イントロダクション 
2経済問題についての見方,考え方を経済学の思考法を通して学ぶ 
3現代社会における経済問題(1)ー環境問題(1)地球環境問題ー 
4現代社会における経済問題(2)ー環境問題(2)途上国の環境問題ー 
5現代社会における経済問題(3)ーエネルギー問題(1)再生可能エネルギーー 
6現代社会における経済問題(4)ーエネルギー問題(2)エネルギー安全保障ー 
7現代社会における経済問題(5)ー格差問題(1)所得格差ー 
8現代社会における経済問題(6)ー格差問題(2)学歴格差ー 
9現代社会における経済問題(7)ー地域経済統合問題(1)経済のブロック化ー 
10現代社会における経済問題(8)ー地域経済統合問題(2)EU,ASEAN等の地域経済統合ー 
11現代社会における経済問題(9)ー途上国問題(1)格差の固定化ー 
12現代社会における経済問題(10)ー途上国問題(2)貿易のあり方− 
13現代社会における経済問題(11)ー「効率」と「公正」の概念の考え方ー 
14現代社会における経済問題(12)ー「効率」と「公正」のバランスー 
15全体のまとめ 
 
テキスト・参考書 テキストは使用しない。
参考文献:出口治明『自分の頭で考える日本の論点』幻冬舎, 野口悠紀雄『世界経済入門』講談社 
自学自習についての情報 自分の発表についてだけでなく,他の受講者の担当分野についても自らの見解等を持てるように事前に学習すること。 
授業の形式 受講者による発表とディスカッション 
アクティブラーニングに関する情報 受講者の発表に基づきディスカッションを行うので積極的に参加することが求められる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) (1)各自の担当分の発表内容 70%
(2)ディスカッションへの参加状況 30% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし 
担当講師についての情報(実務経験) 特記事項なし