科目情報
科目名 学校保健特論II 
クラス − 
授業の概要 学校保健分野のうち、学校のメンタルヘルスについて、事例を中心に深く理解し、学校での教育実践に生きる学校保健教育指導力を磨く。 
授業の到達目標 学校のメンタルヘルス全般への初動対応が適切にできるようになり、多職種支援チームのリーダーとして活躍できるようになる。 
授業計画
内容
1学校メンタルヘルス総論と諸問題 
2Attention Deficit Hyperactivity Disorder 
3Autism Spectrum Disorders 
4Specific Learning Disorder 
5Early-Onset Schizophrenia 
6Bipolar Disorders 
7Depressive Disorders 
8Anxiety Disorders 
9Obsessive-Compulsive Disorder 
10Trauma- and Stress- Related Disorders 
11Eating Disorders 
12Elimination Disorders 
13Disruptive Behavior Disorders 
14Self-Harm Disorders 
15学校メンタルヘルスのまとめ 
 
テキスト・参考書 参考書:「Evidence-Based Practice in School Mental Health, 2nd ed」James C. Raines編著,Oxford Univ Press 2019 ISBN978-0190886578
「DSM-5 Diagnosis in the Schools」Ren?e M. Tobinら著,Guilford Press 2020 ISBN978-1462543748
「Ethical Decision-making in School Mental Health, 2nd ed」James C. Rainesら著,Oxford Univ Press 2021 ISBN978-0197506820 
自学自習についての情報 授業は、受講学生のプレゼンテーションから始まる。担当する回の授業資料を図書館資料やシラバス掲載の参考書から作成しなければならない。 
授業の形式 初回及び最終回は担当教員が主に進行するが、2回から14回は、受講学生が授業主体となって、学校メンタルヘルスの授業実践と、事例研究を率先して実施する。 
アクティブラーニングに関する情報 図書館の和文・英文および視聴覚DVDなどを最大限利用して、学校メンタルヘルスの授業を展開できるよう実践練習しよう。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 口頭及び資料プレゼンテーション70%、授業中の討論30%。
期末試験は行わない。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 英文参考文献を躊躇なく利用できるようになろう。 
担当講師についての情報(実務経験) 県総合総合教育センター及び県教育委員会顧問、市総合教育センター顧問として学校精神保健の臨床経験が長い。
心療内科及び思春期青年期精神科医師としても日本だけでなくパリ、ロンドンを含め臨床経験が長い。