科目情報
科目名 現代社会と学校教育 
クラス b 
授業の概要 多種多様な問題を生み出し、その解決の道筋が不透明になっている今日の学校教育の在り方について、公教育・学校教育の本質的な認識や社会変化によるその転換課題の整理から明らかにし、受講生の討論を通じて具体的な問題解決を検討する。およその課題領域と問題の所在・対立軸は設定するが、受講生の問題意識によりクラス毎に多様な課題設定を可能とし、学校教育の在り方についての主体的な考察を深める。なお,本科目は本研究科における基礎教養科目であると同時に1年次の「ホーム・ルーム」科目として位置づけ、院生のガイダンスや教員との連絡調整の役割を担うものである。研究科長と各コースの専任教員3名が全体並びに各クラスを担当する。  
授業の到達目標 (1)現在に至る社会の変化の中で、公教育の担ってきた役割の変遷を理解することを通じて、社会構造の変化の本質に関して考えることができる。
(2)今日的な学校教育課題に対して、根拠に基づきながら論理的に考察し、自己の主張を説得力のある方法で展開することができる。
(3)今日的な課題に関する討論を通じて、多様な視点から対象を捉え、分析することの重要性を理解し、多角的・重層的に考える力を身につけようと努める。 
授業計画
内容
1「オリエンテーション」授業のねらいと進め方の提示 
2「現代社会と学校教育」を考える視点、課題の提示 
3授業の観点から、今日的教育課題を考える 
4授業の観点から、今日的教育課題を各コースで討論する 
5授業の観点から、今日的教育課題を各コースでの討論のまとめと課題作り 
6授業の観点から、今日的教育課題を全体でのまとめる 
7学校経営の観点から、今日的教育課題を考える 
8学校経営の観点から、今日的教育課題を各コースで討論する 
9学校経営の観点から、今日的教育課題を各コースでの討論のまとめと課題作り 
10学校経営の観点から観点から、今日的教育課題を全体でのまとめる 
11生徒指導の観点から、今日的教育課題を考える 
12生徒指導の観点から、今日的教育課題を各コースで討論する 
13生徒指導の観点から、今日的教育課題を各コースでの討論のまとめと課題作り 
14生徒指導の観点から観点から、今日的教育課題を全体でのまとめる 
15授業の振り返りとまとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:無し
参考書:学習指導要領 
自学自習についての情報 本授業では、3つの課題についてレポート作成を課している。これらのレポート作成においては講義を基に自学自習が求められる。自学自習に係る参考文献等は講義で紹介され、図書館、自習室にも配置されている。紹介された以外の文献についても自発的に学修することが期待される。  
授業の形式 講義形式と討論形式を組み合わせて行う。また討論についても小グループやコースごと、全体での討論など多様な形態で行われる。  
アクティブラーニングに関する情報 グループ・ディスカッションを行う。  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 3つの課題に関するレポート(75%)と討論への参加(25%)で評価する。
1テーマは25%とする。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し  
担当講師についての情報(実務経験)