科目情報
科目名 KYOKYOスタートアップセミナー 
クラス 発障 
授業の概要 高大接続の観点から、高等学校から大学の学びへと円滑な移行を図るため、次に示す内容などを身につけ高めることをめざします。@情報モラル、Aメンタルヘルスなど健康保持、B卒業後の職業・進路選択(教職への動機づけ)、C国際理解(留学)、D人権(性教育)、E学内の教育資源の活用、Fレポートの書き方など文章表現の技法、プレゼンテーションなど口頭発表の技法。
また、専攻専門科目を履修していく上で必要な基礎的スキルを身につけるため、所属専攻に関連する学問分野の入門的な内容を扱います。 
授業の到達目標 大学での学びのナビゲーションとしてだけではなく、自ら課題を発見し解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の汎用的能力、多様な人々と協働しつつ新たな課題に向かう経験、本学の入口から出口までをつなぐキャリア支援などについて、初年次段階で必要な知識を身につける。 
授業計画
内容
1【オリエンテーション】本授業のねらい、授業計画等についての説明
【情報モラル入門】教師を目指す本学学生が持っておくべき情報モラルについて、SNSが持つ危険性を具体的な事例を取り上げて解説します。
(担当:牛山) 
2【KYOKYOのICTサービスを活用する】
京都教育大学は,履修登録などを一元的に管理している「LiveCampus」システムも他に,Googleの教育機関向けサービス「G Suite for Education」,Microsoftと一括契約している「Microsoft365 Education」,どこからでもWebでファイル共有ができるプライベートクラウドサービスである「KUE Cloud」など,皆さんの学びを支援するICTサービスを準備しています。その利用方法などを学んでいきます。
(担当:牛山) 
3【大学生活とメンタルヘルス】高校と大学とのギャップやひとり生活のスタートなど、入学後に学生がメンタル面で不安におちいりがちな要因や相談窓口について説明します。
(担当:保健管理センター 森)
【学校ボランティアのすすめ】学校ボランティアの意義、本学ボランティアセンターの紹介、授業科目「学校ボランティア実習」の単位認定制度、学校ボランティア活動を行う上で留意すべき点などを解説します。併せて全学生のボランティア登録を行います。
(担当:実地教育運営委員会)
 
4【文章表現の基礎】「他者に伝わる文章表現」をテーマに文章表現におけ基礎的な留意事項を解説します。
(担当:佐藤美) 
5【レポート作成入門I】レポート作成における一般的な基本ルールや留意事項を解説します。
(担当:佐藤美) 
6【研究と著作権】レポートを書いたりプレゼンをするとき,資料を引用したり参考にしたりするに当たって注意すべき著作権の問題を解説します。
(担当:佐藤克) 
7【教師への道】4年後の進路を見据えて、教職に関する基礎知識(校種の特徴や仕事内容、教師に必要な資質能力、魅力ややりがいなど)について解説します。また、最近の教員採用試験の動向を知ることで、教師を目指す者への道標とします。
(担当:就職対策委員会) 
8【図書館ツアー】本学附属図書館の概要や基本的な利用ルール、OPACやリポジトリなど図書館提供データベースの使い方の説明を受けながら、実際にPCで実習を行います。また、館内ツアーを行います。(附属図書館) 
9【レポート作成入門II】
レポートにおける文献の活用方法の重要性や,文献管理ソフトを活用した文献管理術について学びます。
(担当:牛山) 
10【グローバリゼーションと教育】グローバル化社会における教育と教員の資質についての説明、本学での留学や短期研修などのプログラムの紹介、留学を実現するための大学生活の具体的プラン、「世界の教育」などの授業や国際交流活動認定プログラムなどの紹介を行います。
(担当:国際交流委員会) 
11【性教育・性暴力】強制や無謀な性暴力の加害と被害を予防し、性暴力をなくすことを目指します。「知り合いからの性暴力」「デートDV(恋人間の暴力)」「集団による性暴力」「多様なセクシュアリティーと性暴力」「日本における若者の性暴力の実態」などについて解説します。
(担当:人権推進委員会) 
12【学内の施設をめぐる】
総合教育臨床センター特別支援教育臨床実践部門の見学
(担当:相澤)
 
13【プレゼンの仕方】板書やパワポ使用のプレゼンの初歩的な留意事項について解説し、次回以降の授業での「プレゼン練習」に向けて課題を出します。
(担当:丸山) 
14【プレゼンの練習@】前回の授業で出された課題について、板書やパワポ使用により実際にプレゼンを行い、修正すべき点などのアドバイスを受け、プレゼンの基礎を身につけます。
(担当:丸山) 
15【プレゼンの練習A】板書やパワポ使用により発表を行います。
(担当:丸山) 
 
テキスト・参考書 【テキスト】
授業の一部は、全クラス統一の「共通教材」を使用します。
【参考書】
?・小笠原康喜「最新版 大学生のためのレポート・論文術」 (講談社現代新書) ?
・前田安正(2017)『マジで文章書けないんだけど』 大和書房??
 
自学自習についての情報 前回までの内容を振り返りながら、各回の授業に臨むようにしてください。 
授業の形式 講義・演習・実習・発表・討論 
アクティブラーニングに関する情報 レポート作成やプレゼンを行います。また、必要に応じてグループ・ディスカッション等を行います。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加度、レポート、プレゼンなど、総合的に判定する。
「合・否」による判定。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業の進行は上記の1から15の順序にならないところがあります。
初回のオリエンテーション時にスケジュールをお伝えします。
ノートPCを活用します。 
担当講師についての情報(実務経験) 複数の教員で担当します。