科目名 |
総合英語 |
クラス |
g |
授業の概要 |
英語の仕組み、特にネイティヴ・スピーカーの英語構文の世界を言語学的に理解することを目指すとともに、英語構文力を基礎とする確かな英語運用能力の育成を目的とする。適宜、テキストの特定の章を参照しながら「認知」という心のはたらきが構文現象をどのように動機づけているかを理解することに努める。ことばの不思議さ、ことばについて思索することの面白さを学習してもらいたい。 |
授業の到達目標 |
・「認知」という心のはたらきの視点から、英語の構文現象を理解できるようになる。 ・認知言語学の知見を活用することで、授業で扱う英語の構文現象に対して、各自で論理的な説明ができるようになる。 ・英語構文、英文法、発音・アクセントに関する練習問題を解くことにより、英語運用能力を一層伸ばすことができる。 |
授業計画 |
学習の定着度を確認しながら授業を進めるため、授業計画を若干変更することもある。
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | ことばの世界 |
3 | 言語と心をめぐる2つの立場 |
4 | 意味の広がりと比喩 |
5 | 英語構文の書き換え:パラフレーズ構文 |
6 | 英語の構文現象現象 |
7 | 英語の構文交替現象と認知 |
8 | 中間振り返り |
9 | 英語の二重目的語構文 |
10 | 英語の使役移動構文 |
11 | 与格交替の諸制約 |
12 | 英文法と認知 |
13 | 文法と発音 |
14 | 音韻パターンと認知 |
15 | 授業のまとめ |
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テキスト・参考書 |
テキスト:『はじめて学ぶ認知言語学』(ミネルヴァ書房) ISBN978-4-623-08870-6
適宜、講義資料を配付し、授業内容の定着に努める。 |
自学自習についての情報 |
復習の際には、テキストを参考にして十分な時間を割いて学習の定着を図ってもらいたい。また、予習に際しては事前に疑問点を整理した状態で授業に臨むことが大切である。詳細は授業中に指示する。 |
授業の形式 |
講義と演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
適宜、グループワークやペアワークを行い、特定のテーマについて話し合ったり、発表したりしてもらう時間を設ける。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末試験(70%)、課題提出(20%)、授業への積極的な参加態度(10%)を総合的に評価する。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
授業への積極的な参加を期待する。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
高等学校での勤務経験を生かして、授業では学校教員としての職務に役立つ内容を含める。 |