科目情報

科目名 英語エクステンシブリーディング  クラス ｆ  授業の概要 一年時に培った英語読解力を前提に，多読を通じて英語圏の文化や思想を理解し，社会的背景などをリトールド版の小説を読んで学ぶ。このクラスでは、思わず引き込まれてしまう怪奇小説を題材に、比較的平易な文章をたくさん読み、英語の文章に慣れ、必要な情報を読み取る力を養うことを目指す。また英語独特の表現に親しみながら，様々な文化的背景，思想，時代精神などを知ってもらいたい。授業は毎回の小テストと学生のグループワークを中心に進み，平易ながらもまとまった量の英文を読むので，毎回の予習が不可欠である。  授業の到達目標 比較的平易な英文をたくさん読み、短い小説や随筆を読みこなす読解力を身に着ける。 さまざまな英語表現を知る。 物語を楽しみながら異文化への理解を深める。  授業計画 回 内容 1 Introduction　授業の進め方について 多読の効用  2 A. M. Burrage, "Smee" 小テストとディスカッション  3 A. M. Burrage, "Smee" ワークショップと解説  4 Bram Stoker, "The Judge's House" 小テストとディスカッション  5 Bram Stoker, "The Judge's House" ワークショップと解説  6 A. M. L. Munby, "Stranger in the Mist"　小テストとディスカッション  7 A. M. L. Munby, "Stranger in the Mist"　ワークショップと解説  8 E. F. Benson, "The Confession of Charles Linkworth"　小テストとディスカッション  9 E. F. Benson, "The Confession of Charles Linkworth" ワークショップと解説  10 A. B. Edwards, "The Ghost Coach" 小テストとディスカッション  11 A. B. Edwards, "The Ghost Coach"　ワークショップと解説  12 J. Buchan, "Fullcircle" 小テストとディスカッション  13 J. Buchan, "Fullcircle"　ワークショップと解説  14 テキスト全体についてのディスカッション  15 授業のまとめ    テキスト・参考書 Rosemary Border, Ghost Stories (Oxford UP). ISBN:978-0194792257 (Oxford Bookworms Stage 5)   自学自習についての情報 授業は小テストとグループでのワークショップを中心に進むため、毎回の指定範囲をしっかり読んでおくこと。 また、多読のためのリストを授業内で配布するので、各自好きな英語の本を読み、リーディングレポートを提出すること。  授業の形式 演習  アクティブラーニングに関する情報 授業は受講生のグループワークを中心に進むので、予習をしっかりし、主体的にディスカッションに参加すること。 授業で配布されたリストの中から、自分で好きな多読用教材を選び、授業時間外に英語で本を読み、リーディングレポートを提出すること。  評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） 小テスト　30% 授業内の課題　 20% リーディングレポート　10% 期末試験　40%  その他（授業アンケートへのコメント含む） 授業の1/3の欠席がある場合、単位を認めない。 30分以上の遅刻、早退は出席と認めない。 授業の予習をしたうえで、積極的に参加すること。  担当講師についての情報（実務経験） 高等学校での勤務経験がある。