科目名 |
音楽 |
クラス |
− |
授業の概要 |
今日「クラシック音楽」と呼ばれているジャンルについて、特に「バロック時代」以降の変遷を概観し、楽曲や作曲家についての解説を通して音楽史の知識を身につける。また、少人数のグループに分かれ、各グループが選んだ楽曲について、講義内で発表する。 |
授業の到達目標 |
音楽史の流れに沿って作曲家を把握し作品を鑑賞することによって、音楽についての認識を深め、その発展の過程と多様性に触れ、教育者として必要な基礎知識とする。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション J.S.バッハ以前 |
2 | バロック時代 J.S.バッハとG.F.ヘンデルの作品 |
3 | 古典派 W.A.モーツァルトとF.J.ハイドンの作品 |
4 | 古典派 ベートーヴェンの作品 |
5 | ロマン派 F.シューベルトとF.メンデルスゾーン作品 |
6 | ロマン派 F.リストとF.ショパンの作品 |
7 | ロマン派 R.シューマンとJ.ブラームスの作品 |
8 | 国民楽派 M.ムソルグスキー、A.ドヴォルジャーク その他 |
9 | オペラ(イタリア以外) W.A.モーツァルト その他 |
10 | オペラ(イタリア) G.ヴェルディ、G.プッチーニ その他 |
11 | 近代の音楽 C.ドビュッシーとM.ラヴェル |
12 | 近代〜現代 S.プロコフィエフ、B.バルトーク、I.ストラヴィンスキー、A.シェーンベルク その他 |
13 | グループによる発表と質疑応答 楽器の構造や音楽の形式について等 |
14 | グループによる発表と質疑応答 Jポップなど邦楽について等 |
15 | グループによる発表と質疑応答 洋楽について等 |
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テキスト・参考書 |
特に使用しない。 参考書:岡田 暁生 著 『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』(中公新書、2005年) |
自学自習についての情報 |
授業で説明を受けた作曲家や楽曲について、自ら興味を持って復習し、関連する楽曲を視聴する機会を設けること。 講義内での発表に備え、楽曲や作曲家についての関連事項を調べること。 |
授業の形式 |
講義(部分的に演習形式も取り入れることがある) |
アクティブラーニングに関する情報 |
2人〜5人程度のグループに分け(登録受講生数によって増減する)、グループごとに選んだ楽曲、作曲家について、第13回〜第15回講義で発表する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
全授業回数の3分の2以上の出席を必要条件とする。 各回ごとの簡易レポートの提出と第13回〜第15回授業におけるグループ発表の内容の双方で評価する。 出席を含めた授業への主体的参加状況と各回の簡易レポートの内容(50%) グループ発表の内容(50%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
受講生の状況に応じて、シラバスの内容、順序等を変更する場合がある。 授業終了後に提出予定の簡易レポートに質問事項も書かせ、翌週の授業でコメント、回答する。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
本学着任後から鑑賞教材についての研究を継続している。 |