科目情報
科目名 生物学 
クラス − 
授業の概要  私たちと生物学は深いつながりがある。私たち自身が生き物であることから、私たち自身を理解するために生物学を学ぶ必要がある。自然界に目を向けると、多くの動物、植物、微生物など、多種多様な生物が存在し、それらが密接に関係しつつ複雑な生態系を構成している。それらの姿を自然科学の生物学という視点から学ぶ必要もある。このように私たちの身のまわりすべてに生物学がある。
 この授業では、生物学の動物、生態、植物などの各分野から、いくつかの生物に関わる現象をトピックスとして取り上げ、我々を取り巻く生物の面白さを紹介する。なお、内容の順は変わる場合がある。 
授業の到達目標  身近な生物や生物現象について,疑問や興味を持って考えたり観察したりしながら、生物の仕組みや生き様の一端が理解できるようになることを目標とする。 
授業計画
内容
1はじめに;呼吸器官から、捕食器官へ:アゴの発達 
2卵というシステム:陸上で生殖を行うハ虫類の工夫 
3色々な動物の消化管:柔毛の発達 
4雌雄の面白さ:ザリガニやカニの雌雄、哺乳類の雌雄 
5私たち脊椎動物の体のでき方 
6植物という生き物の世界 
7種子をもたない植物と種子をもつ植物の生き方 
8花の進化とそのつくり 
9果実と種子 
10様々な環境に適応した植物の形  
11身近な昆虫の見つけ方、捕まえ方 
12蝶の生物学 
13人工生命「Origami Bird」で進化を観察しよう 
14動物の多様な生き残り戦略 
15昆虫たちの陸上進出と進化史 
 
テキスト・参考書 人の体に関する参考書としては、新しい人体の教科書(上・下)BLUE BACKS
 
自学自習についての情報 日頃目にする生き物に関心を持っておくこと。講義内容や課題について積極的に資料収集をおこない、身近な生物や自然現象の記録に努めること。その一部についてはレポート提出が求められる。 
授業の形式 講義形式。必要に応じてスライドやビデオを使用する。また、学内の生物などを直接観察し解説することもある。 
アクティブラーニングに関する情報 基本的に講義形式とするが、討論、発表を取り入れる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 毎回、出席確認を兼ねて、前回までの既習内容や身近な生き物に関する簡単な小テストをおこなう。(30%)、学期末試験(70%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 演習・対話形式で実施するため、受講生の要望は随時対応する。季節による材料調達などのため、講義内容/講義順が変わる場合がある。興味のある生物や、生命現象についての意見や質問など、積極的な発言を歓迎する。 
担当講師についての情報(実務経験)