科目名 |
教職キャリア実践論 |
クラス |
a |
授業の概要 |
@教職科目及び教育実習を終えた教員志望者を対象に、教職の意義や教員の役割などについて深く考察し、めざす教員像を明らかにするとともに、自らの進路として教職を選ぶ自己について深く分析する。 A教育及び教育を取り巻く社会の現状に係る調査,分析を通して今後の教育の在り方について考察する。 B教員としてはもちろん、子どもの手本となる大人としての姿勢、心構えを確認する。 |
授業の到達目標 |
@教職に就く意欲と自覚を深め、計画的、意欲的に学習することができる。 A各種教職科目や教育実習を含む実地教育で身につけた知識と技能を有機的に結びつけると共に、身近な教育の現状や実証的なデータに基づき、今後の教育の在り方について客観的に考えることができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 全体オリエンテーション〜教員への道、教員採用試験について理解する |
2 | これからの教員志望学生に望むことについて理解する(1)「現場の管理職の先生からの講義(京都府)」 |
3 | これからの教員志望学生に望むことについて理解する(2)「現場の管理職の先生からの講義(京都市)」 |
4 | 現代的教育課題(現代の教育施策、法令、答申等の内容や問題)についての理解@ これからの教員に求められるもの「資質・能力」について理解を深める |
5 | 現代的教育課題(現代の教育施策、法令、答申等の内容や問題)についての理解A「学習指導要領」について理解を深める |
6 | 教員採用試験内定の先輩の話より、教員採用試験対策の準備,心構えについての理解を深める(a・b共に 11 /14〔月〕5時限開催) |
7 | 現代的教育課題(現代の教育施策、法令、答申等の内容や問題)についての理解B 「個別最適な学びと、協働的な学び」の実現について理解を深める |
8 | 教員採用試験一般教養問題、教職教養問題にチャレンジ |
9 | 現代的教育課題(現代の教育施策、法令、答申等の内容や問題)についての理解C「教員の不祥事・教員の問題や課題」について理解を深める |
10 | 教職実践課題(教職現場で向き合う施策、指導、課題等の内容)についての取組T「特別支援教育」ついて具体的な取組を考える |
11 | 教員採用試験論作文問題にチャレンジ |
12 | 教職実践課題(教職現場で向き合う施策、指導、課題等の内容)についての取組U「学級(ホームルーム)経営」ついて具体的な取組を考える |
13 | 教職実践課題(教職現場で向き合う施策、指導、課題等の内容)についての取組V「保護者対応」ついて具体的な取組を考える |
14 | ・教職実践課題(教職現場で向き合う施策、指導、課題等の内容)についての取組W「いじめ」ついて具体的な取組を考える ・志願書(エントリーシート)の記入について理解する |
15 | 学習まとめと成果発表 |
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テキスト・参考書 |
テキスト『教員への道−実践編−』を使用、講義レジュメと資料を配布 |
自学自習についての情報 |
○自分で調べた資料、毎回の資料を各自で整理し、自分のファイルを作成すること。 ○新聞、テレビ、インターネット等で社会情勢を常にチェックすること。特に文部科学省、国立教育政策研究所、志望自治体の教育委員会のホームページなども常に確認し、世の中の動きに常に関心をもち、資料の収集を心がける。 ○教員採用試験の筆記試験の学習を進めたり、面接対策ノートを作成したりするなど、教員を目指すに当たって必要な準備を計画的に進めること。 |
授業の形式 |
現代的教育課題と教職実践課題について各4回、各自でその授業での課題について、法律や答申の内容、教育時事、取り組み事例などを調べ、予習をして毎回の授業に臨む。授業の中でレポートを作成、全体講義にて本時の概要を理解した後、議論、交流、振り返りを通して理解を深めることを基本とする。その他、教員からの講義、先輩学生からの体験談、教員採用試験一般教養問題・教職教養問題・論作文問題に取り組む、校種混成グループ交流や校種別及び志望地別グループ交流など、多様な授業形態で授業を展開し、6名の教員で受講生全体の指導に当たる。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
ソーシャルディスタンスを確保した上での議論、交流を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
講義への参加意欲・態度(30%)、講義レポート(30%)、就職・キャリア支援センターでの面接(10%)、模擬テスト(10%)、小論文(10%)、プレゼンテーション(10%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
・将来教職を目指す学生は受講はもちろん、継続して学習に取り組んでもらいたい。 ・大学院生、聴講生の受講も可能である。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
校長や教育委員会の重職・要職を歴任、教員採用選考試験を熟知した客員教授4名と、学校現場、教育委員会での経験のある特命教員2名を合わせた6名が講師を務める。 |