科目情報
科目名 教育の理念と歴史 
クラス d 
授業の概要 教職に携わる者には、自分自身のしごとを多面的・多角的に省察するための豊かな教養が必要である。この授業では、そのような教養の初歩として、主に教育の基本概念、教育の理念や思想とその現代的意義、教育の制度や事実の歴史的展開の3つについて学習することで、教職の基礎的な力量の形成を目指す。 
授業の到達目標 教育の基本概念、教育の理念や思想、教育の制度や事実の歴史的展開について理解する。 
授業計画
内容
1ガイダンス 
2教育の基本概念(1):教育を語ることば 
3教育の基本概念(2):教育を成り立たせるもの 
4教育の思想(1):西洋思想の源流 
5教育の思想(2):宗教と教育 
6教育の思想(3):近代教育思想の黎明 
7教育の思想(4):近代教育思想の展開 
8教育の基本概念および思想についてのまとめ 
9教育の歴史(1):近世以前の人間形成 
10教育の歴史(2):近代学校制度のはじまり 
11教育の歴史(3):近代教育の思想と実践 
12教育の歴史(4):現代の教育 
13現代日本の教育課題(1):子どもと家族 
14現代日本の教育課題(2):学校と教師 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 木村元・汐見稔幸編(2020)『アクティベート教育学@ 教育原理』ミネルヴァ書房 
自学自習についての情報 関連するテキストの該当部分を読んでから授業に臨んでください。 
授業の形式 講義 
アクティブラーニングに関する情報 必要に応じてグループディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 中間テスト(あるいは中間レポート):30%
最終テスト(あるいは最終レポート):50%
授業での積極性等:20%  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし 
担当講師についての情報(実務経験) 担当講師は日本の教育と教育学の歴史的研究を専門としているが、本学附属学校教員と連携した初等・中等教育の授業づくりやカリキュラム開発などの実績も持っている。この授業では、そのような実践的な知見も加味しながら、教職の基礎教養の形成を図っていきたい。