| 科目名 |
中等理科教育I |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
科学的リテラシーを育むために生徒に対して専門的に行う理科指導について考える．
各単元のテーマについて知識・技能の背景となる大学レベルの知識を中心として解説し，グループワーク等により実験・観察の指導ができるよう深める。 |
| 授業の到達目標 |
１．中学校・高等学校理科の学習指導要領における目標および内容を説明できる
２．背景となる学問領域との関係を理解し，教材研究を行うことができる
３．実験・観察の指導法，安全に関する留意点，薬品・物品の管理方法が説明できる
４．学習指導案の作成・授業づくりができる
５．授業の分析方法・評価方法が説明できる |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | ガイダンス，学習指導要領 |
| 2 | 身近な物理現象：光の反射，レンズ（問題を見いだし，見通しをもって実験・観察） |
| 3 | 身のまわりの物質：物質の性質や状態変化（問題を見いだし，見通しを持って実験・観察） |
| 4 | 電流とその利用：静電気，電流と磁界（解決する方法を立案し実験・観察） |
| 5 | 化学変化と原子・分子：化学変化の量的関係（結果を分析して解釈） |
| 6 | 化学変化とイオン：電池・電気分解（探究の過程を振り返る） |
| 7 | 科学技術と人間：日常生活や社会で使われているエネルギー物質（科学リテラシー） |
| 8 | 生命の連続性：メンデルの実験，有性生殖，減数分裂，受精 |
| 9 | くらしやなかまと生物の変遷：進化（相同器官・痕跡器官・進化の証拠等） |
| 10 | 活きている地球：火成岩・堆積岩・化石 |
| 11 | 植物のくらしとなかま：植物の構造と機能 |
| 12 | 活きている地球：地震 |
| 13 | 運動とエネルギー：仕事と仕事率 |
| 14 | 理科学習における実験・観察の役割・安全指導 |
| 15 | 全体での振り返りとグループでの省察 |
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| テキスト・参考書 |
テキスト：
・文部科学省「中学校学習指導要領（平成29年告示）解説 理科編」（学校図書）
・文部科学省「高等学校学習指導要領（平成30年告示）解説 理科編理数編」（実教出版）
・中学校理科教科書または高等学校理科教科書 |
| 自学自習についての情報 |
講義の中で取り上げられる教材は限られる。身近な素材について調査，試行を日常的に行い授業づくりにつなげる。 |
| 授業の形式 |
講義，グループワーク，グループ省察 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
指導案の作成，授業作成を個人・グループで行う。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
各回の試験の評点を平均して評価とする。 |
| その他（授業アンケートへのコメント含む） |
特記事項無し |
| 担当講師についての情報（実務経験） |
公立中学校・高等学校で14年間勤務した経験があり，実践的な情報を伝えつつ進める。 |