科目情報
科目名 国際教育・実地研究B 
クラス − 
授業の概要 「国際化」とは何か。「グローバル化」とは何か。「多文化共生社会」とは何か。「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成する社会とは?このような問いの答えを見つけるために、この授業では、日本における国際化をめぐる諸問題について考えていきます。自分の身近な地域にある問題から日本全体の問題、そして地球規模の問題に目を向け、理解を深め、今、我々が生きている社会を捉えなおし、これからの未来をどのように創っていくのかについて、ディスカッションや仲間との対話を通して、探っていきます。  
授業の到達目標 1.身近な地域、日本社会、そして地球規模の「国際化(グローバル化)」「多文化共生」に関する問題を考える際に必要な知識を得、現状を知る
2.多文化共生社会について、自分なりに課題を発見し、問いを立て、その答えを見つけることができる。
3.日本社会の「国際化」「多文化共生社会」の現状と課題について専門家などにインタビューし、それを記事にまとめ、社会に発信することができる。
 
授業計画
内容
1「多文化共生社会」について考え直す 
2さまざまな多文化コミュニティ 
3多文化と「食」 
4多文化と「教育」 
5日本の国際協力、開発教育、国際理解教育 
6ゲスト講義@(国際協力の実情を知る) 
7ゲスト講義A(在日外国人の声を聞く) 
8フィールドワーク@:テーマ設定、計画を立てる 
9フィールドワークA:フィールドワーク準備、事前調査 
10フィールドワークB:フィールドワークの実施(インタビュー等) 
11フィールドワークC:結果をまとめる、発表準備 
12発表準備 
13発表 
14レポートの執筆(フィールドワークについて) 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 教科書は指定しない。適宜、資料を配布する。

参考書
川村千鶴子・近藤敦・中本博皓 編著(2009)『移民政策へのアプローチ:ライフサイクルと多文化共生』明石書店
倉八順子(2016)『対話で育む多文化共生入門――ちがいを楽しみ、ともに生きる社会をめざして』明石書店
近藤敦 編著(2011)『多文化共生政策へのアプローチ』明石書店
日本語教育政策マスタープラン研究会(2010)『日本語教育でつくる社会』ココ出版
 
自学自習についての情報 自分にとって最も身近に感じられる市町村、コミュニティにはどのぐらいの外国人がいるのか、その人たちが日本に来た理由は何かを調べてみてください。そして、その人たちは地域社会にどの程度受け入られていると感じているのか、地域社会はどの程度その人たちを受け入れているのかなど、考えてみてください。また、自分自身が日ごろ身近に接せる外国の人にどのように接しているか、どう感じているのかなどもふりかえってみてください。  
授業の形式 講義、小グループでのディスカッション、映像視聴、インタビュー実施、記事作成、発表など  
アクティブラーニングに関する情報 グループディスカッション、フィールドワーク、発表など  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1)授業参加度(グループワークでの取り組み、参加貢献度)20%、2)プロジェクトの成果物と発表(40%)、3)期末まとめレポート(40%)  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験)