科目情報
科目名 自然観察法I 
クラス − 
授業の概要 野外に出かけ,生物(主に動物)の生活の様子を直接観察する。時にはルーペや双眼鏡なども使用するが,基本は直接観察である。採集も行い,実験室でそれらの形態観察をしたり,計測したりする。 
授業の到達目標 身近に見られる生き物の形態や生態を,実際に自分で観察し,自然認識を深める。 
授業計画
内容
1イントロダクション 
2動物・虫の冬越し(カマキリの卵鞘探し) 
3カラスノエンドウをめぐる生物群集(アブラムシとテントウムシ幼虫) 
4初夏の里山・自然観察(ヒキガエルの卵塊や植物などの観察) 
5野生メダカ採集と産卵誘導 
6両生類の生殖(イモリ採集) 
7両生類の生殖(イモリの産卵誘導・卵と幼生の観察) 
8水生昆虫の観察(渓流での採集) 
9水生昆虫の観察(水生昆虫の分類・同定) 
10淡水性プランクトンの採集・観察 
11身近な甲殻類の観察(エビ・カニ・ザリガニ) 
12野鳥観察(キャンパスでの観察) 
13野鳥観察(宇治川河川敷でのヨシキリなどの観察) 
14潮間帯生物の観察・採集(土曜日に遠隔地にて実施、潮汐により日程未定) 
15潮間帯生物の分類・同定 
 
テキスト・参考書 テキストは使用しない。プリントを適宜配布する。 
自学自習についての情報 各回の内容について、資料などを参考にして自習し、与えられた課題を深めたレポートを作成すること。 
授業の形式 授業のはじめに関連事項について講義を行った後,実習にはいる。 
アクティブラーニングに関する情報 採集、実験、観察、討論など自主的な活動が主体 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 実習に対する取り組み方(30%)およびレポートの内容など(70%)で評価する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 生きものの生き様を積極的に観察したい者を対象としている。野外での作業が多い。対話形式の実習のため、受講生の要望があれば随時、授業に反映する。 
担当講師についての情報(実務経験)