科目情報
科目名 授業研究 
クラス − 
授業の概要 近年出版された教育方法学関係の著作をテキストとして使用し、その内容について出席者全員で議論する。 
授業の到達目標 アクティブ・ラーニングについてのテキストを検討することを通して、その理論と実践について理解する。 
授業計画
内容
1「オリエンテーション」
オリエンテーションとして、まず授業の全体概要と授業計画を紹介し、本授業の具体的イメージを受講生が持てるようにする。発表の担当を決める。 
2第1章「授業改革からアクティブ・ラーニングへ」前半(繰り返されてきたチャレンジ)学習システムの改革)  
3第1章「授業改革からアクティブ・ラーニングへ」後半(学習システムの改革)  
4第2章「アクティブ・ラーニングへの移行」前半 アクティブ・ラーニングのイメージを描く  
5第2章「アクティブ・ラーニングへの移行」後半 アクティビティ(学習技法)の定着、学び方改革の土壌を耕す 
6第3章「学びを全身化、共同化するアクティブ・ラーニングの実践」前半
事例1 銃で撃たれた日本人高校生(ロールプレイ)
事例2 みんなで「最後の晩餐」になろう(フリーズ・フレーム) 
7第3章「学びを全身化、共同化するアクティブ・ラーニングの実践」後半
事例3 私はミミズ(なりきりプレゼンテーション)
事例4 群馬―東京をスカイプでむすぶ(ニュース・ショー)   
8第4章「共有財産としての参加型アクティビティ」その1 獲得型学習モデルと四つのカテゴリー 
9第4章「共有財産としての参加型アクティビティ」その2 アクティビティのいろいろ 
10第4章「共有財産としての参加型アクティビティ」その3 教師研修モデル――「学びの演出家」への道 
11第5章「アクティブ・ラーニングが定着する条件」前半 教師をとりまく環境の改善?政策の整合性と実効性、学校の主体的取り組み 
12第5章「アクティブ・ラーニングが定着する条件」後半 実践研究のコミュニティの形成、アクティブ・ラーニングと民主主義――市民が当事者になる 
13アクティブ・ラーニングの実際
 小学校の実践例 
14まとめー異文化接触の最前線で 
15「まとめの話し合い」
まとめの話し合いを行う。 
 
テキスト・参考書 テキスト:渡部淳『アクティブ・ラーニングとは何か(岩波新書)』岩波書店、2020年を使用する予定。各自大学生協書籍部で購入すること。テキストを変更する場合は、初回授業までに連絡する。 
自学自習についての情報 ・テキストは事前に必ず熟読し、疑問点などを整理しておくこと。常に自分なりの問題意識を持って授業にのぞみ、積極的に意見交流してほしい。 
授業の形式 演習 
アクティブラーニングに関する情報 文献講読、レジュメ作成、それを発表し、質疑応答を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表:20%、授業中の話し合いへの貢献度:40%、最終レポート:40%。4回以上欠席した場合には、単位を出さない。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 初回の授業時に発表の担当を決めるので、欠席しないように。発表や話し合いへの積極的な参加を求めます。 
担当講師についての情報(実務経験)