科目情報
科目名 特別支援教育演習I 
クラス c 
授業の概要 文献収集の方法や整理の仕方,研究の手法など基本的な事柄を学んだ後,各受講生が,知的障害のある子どもや、発達障害のある子ども等の教育や支援のあり方について課題を選定し,先行研究や文献をまとめて発表する。各自のレポートに基づいて,障害のある子どもの教育や指導のあり方について議論する。  
授業の到達目標 知的障害や、発達障害のある子ども等の教育や支援について、学際的な見方や考え方を身につける。  
授業計画
内容
1オリエンテーション
 
2検討課題の選定について 
3文献の収集方法について(図書館の利用,インターネットの利用など) 
4課題についてのレポート作成(1)書式、表記のルール、文章の推敲  
5課題についてのレポート作成(2)文章の構成について  
6課題についてのプレゼンテーション(1)先行研究の紹介  
7課題についてのプレゼンテーション(2)現代の課題・問題について  
8課題についてのプレゼンテーション(3)研究の目的設定  
9課題についてのプレゼンテーション(4)方法論の確認  
10研究の推進と論文の作成(1)データ収集と倫理的配慮  
11研究の推進と論文の作成(2)先行研究の収集と整理  
12研究の推進と論文の作成(3)結果のまとめ  
13研究の推進と論文の作成(4)論文完成にむけて  
14論文のプレゼンテーションとは(1)プレゼン資料の作成  
15論文のプレゼンテーションとは(2)プレゼンテーション練習  
 
テキスト・参考書 テキストは使用しない。発表担当者が論文の印刷物,レジュメ,プリント等を配布する。
参考書:『キーワードブック特別支援教育 インクルーシブ教育時代の障害児教育』クリエイツかもがわ(2015)  
自学自習についての情報 自分の興味ある分野について論文・著書・資料などを読み、資料にまとめて発表や論文作成に備える。研究室にある図書等についても貸し出しを行う。  
授業の形式 演習(学生による資料作成とプレゼンテーション、討議、講評)  
アクティブラーニングに関する情報 自ら関心を抱いたテーマについて、関連資料を収集し、レポートにまとめて発表する。他学生の発表内容について、各自の意見を披露しディスカッションする積極性を求める。  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 演習への参加態度(50%)、およびレポートの作成・提出・プレゼンテーション(50%)とで総合的に評価する  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 卒業論文の指導を受ける学生の受講を基本とする。  
担当講師についての情報(実務経験) 小学校及び特別支援学校においての教職経験が20数年ある。小学校では通常の学級及び特別支援学級の担任を経験している。特別支援学校では小学部・中学部・高等部で担任や学部主事,研究主任等を行ってきた。また,教育委員会等で発達相談を経験してきた。現在も療育機関,幼稚園や保育所,認定こども園等の保育現場,小学校・中学校・高等学校の学校現場に出向くことが多い。障害児教育に関する基礎理論と実践をつなぐ研究に関心をもっている。