科目名 |
特別支援教育演習III |
クラス |
c |
授業の概要 |
特別支援教育に関わる研究論文を作成する方法を学ぶとともに、参加者それぞれの研究テーマに沿って先行研究を検討する。また、参加者が自らの研究・論文作成の進捗状況を報告し、議論する。 |
授業の到達目標 |
・障害のある幼児児童生徒等を対象とした研究方法の立案と調査等の方法について理解する。 ・データの分析と分析結果に基いた論文を作成することができる。 ・結果に基いて考察を記述することができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 研究計画の確認 |
2 | 結果の検討(1)データの報告 |
3 | 結果の検討(2)分析方法の検討 |
4 | 結果の検討(3)まとめ |
5 | 結果の検討(4)図表の作成 |
6 | 文献購読(1)専門書を中心に |
7 | 文献購読(2)紀要、実践報告を中心に |
8 | 文献購読(3)学会誌を中心に |
9 | 考察の検討(1)目的との整合性 |
10 | 考察の検討(2)結果との整合性 |
11 | 考察の検討(3)焦点化の検討 |
12 | 考察の検討(4)反省と展望 |
13 | 全体の構成の検討(1)書式の確認 |
14 | 全体の構成の検討(2)内容の確認 |
15 | まとめ,プレゼンテーションの作成について |
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テキスト・参考書 |
授業のなかで参考文献を紹介する。 テキストは使用しない、毎時間の報告者が資料を授業時または事前に配布する。 参考書:『キーワードブック特別支援教育 インクルーシブ教育時代の障害児教育』クリエイツかもがわ(2015) |
自学自習についての情報 |
各自のテーマに関連のある卒業論文、及び学ぶところの多い過去の卒業論文を選定し読んでおくこと。 各自のテーマに合わせて論文等資料を収集し、レジュメを作成すること。 |
授業の形式 |
演習(学生に提示した課題の提出、学生による資料作成とプレゼン、ゼミでの討議) |
アクティブラーニングに関する情報 |
障害児に関する授業や文献,臨床活動を通して作成した報告書等を通して,グループディスカッションを行い研究を深める 。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
受講生の論文及び報告(70%)と授業への出席及び授業への参加の様子(30%)から総合的に判断する。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
卒業論文の指導を受ける学生の受講を基本とする。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
小学校及び特別支援学校においての教職経験が20数年ある。小学校では通常の学級及び特別支援学級の担任を経験している。特別支援学校では小学部・中学部・高等部で担任や学部主事,研究主任等を行ってきた。また,教育委員会等で発達相談を経験してきた。現在も療育機関,幼稚園や保育所,認定こども園等の保育現場,小学校・中学校・高等学校の学校現場に出向くことが多い。障害児教育に関する基礎理論と実践をつなぐ研究に関心をもっている。 |