| 科目名 |
経済学概論 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
経済のグローバル化やわが国の構造改革の進展に伴って，一人ひとりが自ら考え行動するという自己決定が求められる場が拡大してきており，私たちは日常生活をはじめとする様々な場面において合理的な意思決定を行うことが必要となってきている。本講義では，こうした意思決定に必要な経済学の基礎的な理論，概念についてわかりやすく概説する。 |
| 授業の到達目標 |
・経済学の入門編としてミクロ経済学，マクロ経済学の基本的な考え方を理解することができる。
・経済に関連する新聞記事等を適切に理解することができる。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | イントロダクション−経済学とその思考法− |
| 2 | 個別主体の行動原理（1）−効用・消費者理論と需要関数− |
| 3 | 個別主体の行動原理（2）−企業の利潤最大化行動と供給関数− |
| 4 | 競争的な市場（1）−完全市場の効率性− |
| 5 | 競争的な市場（2）−企業の生産活動の効率性− |
| 6 | 競争的な市場（3）−一般均衡分析と部分均衡分析− |
| 7 | 競争条件と企業行動（1）−不完全競争市場の問題点− |
| 8 | 競争条件と企業行動（2）−不完全競争市場における企業行動・競争戦略− |
| 9 | マクロ経済学の基本−三面等価の原則，ISバランス− |
| 10 | マクロ経済主体の行動−家計・企業・政府− |
| 11 | GDPはどう決まるのか−国民所得の決定メカニズム− |
| 12 | 財政政策と金融政策 |
| 13 | IS-LM分析による財政政策・金融政策の検証 |
| 14 | インフレとデフレ−良いインフレと悪いインフレ− |
| 15 | 国際経済−比較優位の原則と貿易の利益− |
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| テキスト・参考書 |
・テキストは使用しない。授業で使用するプリントを配布する。
・参考書：安藤至大『ミクロ経済学の第一歩』有斐閣，平口良司・稲葉大『マクロ経済学−入門の一歩前から応用まで−』有斐閣，奥野正寛『経済学入門』日本評論社 |
| 自学自習についての情報 |
・各回に次回の授業で使用するプリントを配布するので，事前に読んで授業に臨むこと。 |
| 授業の形式 |
・講義 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
必要に応じてグループ・ディスカッションなどを行う。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
（1）小テスト・課題レポート（2回実施予定）：20％
（2）期末試験：80％ |
| その他（授業アンケートへのコメント含む） |
・経済学につきものの数式は極力使用せず基本的に図を用いて分かりやすく説明する。
・講義で配布するプリントとともに，経済関係の新聞記事などを読むことが望ましい。 |
| 担当講師についての情報（実務経験） |
特記事項なし |