科目情報
科目名 地理学特講 
クラス − 
授業の概要 地理学を学ぶ上で欠かせないフィールドワークを事前学習(デスクワーク)と現地実習(フィールドワーク)の両面から学びます。
【対象地域】COVID-19対策として今年度は京都府内(舞鶴市及び丹後半島、宿泊は西舞鶴駅周辺を予定)で実施します。
【授業テーマ】京都府北部地域の地域課題と改善策を現地で学ぶ
【宿泊】西舞鶴駅周辺のビジネスホテル(COVID-19対策のため全室シングルルーム利用)
【宿泊費(2泊食事別・税サ込)】15,000円
【交通費】総額で約18,000円
【事前学習実施日程】2022年4月23(土)12:00〜15:10、同7月2日(土)12:00〜15:10、同8月6日(土)12:00〜13:30⇒いずれも昼食を済ませて正午開始。
★注意★ この科目は正課の授業です。課外活動等で事前学習を2回以上休まなければならない恐れのある方、現地実習当日に公式戦などが設定される可能性を抱えた方、教員採用試験の二次以降の試験が設定される可能性のある方は、受講登録を避けてください。また、受講を希望して登録が叶わなかった諸君や宿泊先に迷惑がかかるので、極めて特別な場合を除いてキャンセルは認めません。
【現地実習実施日程】2022年8月17日(水)〜19日(金)=前期集中講義期間
【受講制限あり】18名(ただし現地授業を合同で実施する大学院設置科目の受講希望者数に応じて8名を上限として定員が増員されることがあります) 
授業の到達目標 ・地域調査に先立つ文献の読解、まとめ方を身につけることができます。
・地形図の読図に慣れることができます。
・集落景観や機能に関する地理学的な観察手法、地図表現手法を身につけることができます。
・2022年度からの高等学校地理歴史科における「地理総合」の必履修化に対応しています。。
・小学校生活科および社会科、中学校社会科地理的分野、高等学校地理歴史科「地理総合」と「地理探究」で応用できる「地理的な見方・考え方」を身につけて、児童生徒を「主体的・対話的で深い学び」へ導いていける能力を育成することができます。 
授業計画
内容
1【事前学習(1)】第1回事前学習会@(4月23日、12:00〜13:30):本授業科目の受講ガイダンス、および対象地域の概況説明 
2【事前学習(2)】第1回事前学習会A(4月23日、13:40〜15:10):対象地域に関する文献を分担して精読し要旨をまとめるための担当文献の決定 
3【事前学習(3)】第2回事前学習会@(7月2日、12:00〜13:30):対象地域(主に舞鶴市、宮津市および丹後半島広域)に関する文献要旨の発表と討論 
4【事前学習(4)】第2回事前学習会A(7月2日、13:40〜15:10):対象地域(主に与謝野町、伊根町、京丹後市)に関する文献要旨の発表と討論 
5【事前学習(5)】第3回事前学習会(8月6日、12:00〜13:30):現地授業の詳細についての説明と最終確認 
6【現地授業1日目(1)、8月17日(水)@】京都丹後鉄道与謝野駅に集合の後、丹海バスで与謝野町加悦(丹後ちりめん産業の中心地の一つであった集落)へ移動。車窓から旧・加悦鉄道の沿線環境を観察し、加悦到着後に集落内での地域観察について説明。 
7【現地授業1日目(2)、8月17日(水)A】与謝野町加悦の重要伝統的建造物群保存地区で地域観察 
8【現地授業1日目(3)、8月17日(水)B】丹海バスと京都丹後鉄道を利用して宮津に移動し、天橋立ビューランドより地形と市街地の観察の後、京都丹後鉄道本社において地方鉄道事業についてのレクチャー。その後、京都丹後鉄道を利用して西舞鶴の宿舎へ移動。宿舎到着後に屋外ミーティング。 
9【現地授業2日目(1)、8月18日(木)@】西舞鶴から京都丹後鉄道で宮津へ移動、宮津市街地や宮津港周辺を地域観察の後、航路または丹海バスにて伊根町へ移動。船上または車窓から丹後半島臨海地域の景観観察。 
10【現地授業2日目(2)、8月18日(木)A】伊根町の重要伝統的建造物群保存地区(京都府内各自治体の小学校社会科副読本で多く取り上げられる舟屋で有名な集落)で地域観察。 
11【現地授業2日目(3)、8月18日(木)B】伊根から経ヶ岬経由で京丹後市間人(たいざ)まで丹海バスで移動。途中の車窓より移動地域の景観観察。 
12【現地授業2目目(4)、8月18日(木)C】カニ漁などの漁業で知られる間人において集落景観や地域産業の観察。終了後は丹海バスで網野駅または峰山駅まで移動。車窓から京都府北部地域の通学事情を体験的に観察。 
13【現地授業2日目(5)、8月18日(木)D】網野市街地または峰山市街地を駅周辺で地域観察。その後、京都丹後鉄道で宿舎のある西舞鶴まで移動。宿舎到着後に屋外ミーティング。 
14【現地授業3日目(1)、8月19日(金)@】舞鶴市西舞鶴地区の市街地を地域観察の後、京都交通バスで舞鶴港(東港)付近へ移動。港湾地区を踏査の後、舞鶴港内(自衛隊施設やフェリー埠頭など)を遊覧船より観察。 
15【現地授業3日目(2)、8月19日(金)A】遊覧船下船後に赤レンガミュージアムなどを見学。正午過ぎに現地解散。引き上げ記念館などは解散後の自由行動で観察。当日夜半(23:55)までに所定の条件で課す事後教育レポート(課題については第3回事前学習会[8月6日]で告示)を電子メールで提出。 
 
テキスト・参考書 【参考書】文化庁編(2015)『歴史と文化の町並み事典--重要伝統的建造物群保存地区109』中央公論美術出版、ISBN978-4-8055-0742-1、本体3,500円+税。
この書籍は近年の本授業科目や「地理学研究」でも教科書に指定していました。現在は絶版のため参考書として例示します。美しい写真を多く含み、資料的にも価値があり、在学中や卒業後に旅行ガイドとしても活用できる一生モノの優れた書籍なので、古本等で見つけた時に購入しておいて損の無い本です。
【参考文献】近年の本授業科目や「地理学研究」の成果は、本学の出版物である『京都教育大学環境教育研究年報』に全て掲載しています。機関リポジトリで閲覧・ダウンロード・プリントアウトできるので、文献要旨をまとめる際の参考にしてください。 
自学自習についての情報 事前学習における文献精読と要旨まとめ、地形図読図模擬問題の作成は全て自学自習を要します。 
授業の形式 【事前学習】講義およびゼミ形式の演習
【現地実習】フィールドワークと現地討論 
アクティブラーニングに関する情報 本授業科目は事前学習と現地実習の双方で主体的かつ対話的なアクティブラーニングを取り入れています。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 事前学習と現地実習での取組(出席回数ではなく積極的な参加状況)から総合的に評価します(100%)。
受講生数が本学の規準を満たす場合は、それに基づいた成績分布となるよう評価しますが、受講者数が規準に満たない場合はこの限りではありません。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 本授業科目は授業評価アンケートの対象外科目のため特記事項はありません。 
担当講師についての情報(実務経験) 「地理学概論」の当欄を参照してください。