科目情報
科目名 英語文学基礎講読I 
クラス − 
授業の概要 この授業では、英語圏の文化や思想を理解し、その奥深さを小説を通じて味わう。具体的には、スタジオジブリのアニメの原作として知られるHowl's Moving Castleを原文で読み切ることで、小説や随筆などを読みこなす読解力を養成することを目指す。物語を楽しみつつファンタジーというジャンルを理解し、文化的背景や思想、英語表現などに触れながら、英語を読むだけでなく、物語の内容についても受講生独自のテーマを見つけて読みを深めることを目標とする。 
授業の到達目標 1.さまざまな英語表現に触れ、英語を正確に読む力を身に付ける。
2.作品独自の思想や文化背景を理解する。
3.受講生独自のテーマを見つけ、作品の解釈を目指す。
 
授業計画
内容
1Introduction(授業の進め方、作者の紹介とファンタジーについて) 
2Diana Wynne Jones, Howl's Moving Castle. pp.9-39 
3ditto. pp. 40-63 
4ditto. pp. 64-92 
5ditto. pp. 93-121 
6ditto. pp. 122-144 
7ditto. pp. 145-159 
8中間振り返り 
9ditto. pp. 160-185 
10ditto. pp. 186-212 
11ditto. pp. 213-248 
12ditto. pp. 249-280 
13ditto. pp. 281-302 
14児童文学におけるファンタジーについて 
15全体の総括 
 
テキスト・参考書 Diana Wynne Jones, Howl's Moving Castle. ISBN: 978-0-00-729926-3 
自学自習についての情報 毎回の授業に備えてしっかり英語のテキストを読むこと。
発表担当でない場合も、質問等を考えてくること。
発表に備えて、自分なりのテーマで物語を考えること。 
授業の形式 演習形式。授業は発表担当者のグループを中心に、ディスカッションを行う。
 
アクティブラーニングに関する情報 毎回の授業では、グループでの発表と授業内でのディスカッションを行う。授業でのディスカッションを通して主体的にテーマを考えてリサーチを進め、期末試験で論述すること。
 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) クラスでの発表30%、ディスカッション30%、期末試験40%
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 小説を通読するクラスであるので、一度にまとまった分量の英語を読む。毎回の予習は不可欠である。グループ発表を予定しているので、グループへの貢献、および授業への熱心な参加を求める。 
担当講師についての情報(実務経験)