科目情報
科目名 解析学講究II 
クラス b 
授業の概要 解析学講究I (b) の続きの授業である。各受講者が興味を持ち、深い知識を得たいと望む内容に関する教科書等を精読し、毎回その内容について発表・討論する。 
授業の到達目標 ・解析学講究I (b) に引き続いて、さらに内容の理解を深め、それを卒業論文としてまとめる。
・発表内容する内容をわかりやすく相手に伝えられるようになる。 
授業計画 受講者は、各自テキストを調べておき、その内容を授業で発表する。担当者はその発表に対して質疑や補足を加える。
以下の授業計画は「フーリエ解析」を選んだ場合の一例であり、受講者の選んだテキストにより変わる。
内容
11変数のフーリエ変換、導入 
2フーリエ変換の定義 
3基本的な例 
4反転公式 
5内積とプランシェレルの定理 
6平行移動、微分とフーリエ変換 
7リーマン・ルベーグの定理 
8たたみこみの定義と具体例 
9たたみこみの性質 
10簡単な偏微分方程式への応用 
11波動方程式 
12ポアソンの和公式とフーリエ級数の総和法 
13フーリエ級数の再々論 
14シャノンのサンプリング定理 
15一変数のフーリエ変換の総まとめ 
 
テキスト・参考書 解析学講究I (b) で用いたテキスト等を継続して用いる。 
自学自習についての情報 前回の振り返りを行い、次回の発表の準備をしておくこと。 
授業の形式 ゼミ形式 
アクティブラーニングに関する情報 事前にしっかりと予習を行ったり、発表箇所の不明点について学生間で討論を行うなど、学生が主体的に学修を行うようなゼミ形式で実施する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ゼミ中の様子にて評価する (発表準備40%, 発表態度30%, 聴講態度30%)。期末試験は行なわない。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 解析学講究I (b) を受講したことを前提とする。 
担当講師についての情報(実務経験) 担当講師の専門は偏微分方程式論であり、この科目に関連のある内容を用いて研究を行っている。