科目情報
科目名 数学科教育講究I 
クラス f 
授業の概要 各自で主に初等・中等教育段階の数学教育の問題点に関する課題をもち、それらを打開するための調査・分析・考察を毎週レポートで発表し、全員で討議する。残された課題は、数学科教育講究 II(f)に引き続く。 
授業の到達目標 1.現在の初等・中等教育段階における数学教育の問題点の中から、各自が研究テーマとする課題を設定し、研究の目的を明確化することができる。
2.研究目的達成に向けて、研究方法を設定することができる。
3.先行研究などを精読し、自身の研究の方向性を調整・確定することができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション 
2研究テーマの設定 
3研究目的の設定 
4研究方法の設定 
5研究テーマ、目的、方法の整合性を検討 
6先行研究の精読 
7第1回目の発表会 (例えば,1年生の数と計算領域における児童の間違いの特徴) 
8第1回目の発表会で指摘された問題点を克服 
9第2回目の発表会 (例えば,3年生の円の学習におけるポイントの整理) 
10第2回目の発表会で指摘された問題点を克服 
11第3回目の発表会 (例えば,5年生の割合指導における理解困難な点について) 
12第3回目の発表会で指摘された問題点を克服 
13先行研究と本研究の相違について整理 
14研究方法の再吟味 
15中間発表に向けた準備 
 
テキスト・参考書 参考図書:黒田恭史「本当は大切だけど,誰も教えてくれない算数授業50のこと」明治図書 
自学自習についての情報 しっかりとした発表ができるように,事前準備を怠らないようにすること。 
授業の形式 講義・演習 
アクティブラーニングに関する情報 各自、自身の研究してきた内容をレジュメにまとめ、発表・討議する形式をとるので、しっかりとした準備を行うことと、討議に積極的に関わることが大切である。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 各課題の発表・レポート100% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 数学教育学の卒業論文を書くための必修科目である。 
担当講師についての情報(実務経験) 学校現場での教諭経験を踏まえ,児童生徒の実態等について取り上げる。