科目情報
科目名 生物学実験 
クラス − 
授業の概要 あらかじめ準備された実験テーマの他に、各自が身近な動植物を用いた研究テーマを考え、1−4人がチームとなって自由研究をおこなう。 
授業の到達目標 ・基本的な生物学の実験操作を身につける。
・動植物の採集、顕微鏡による観察、および野外調査の手法を理解し、実践できるようになる。
・自由研究を通して、研究課題の設定、実験計画の立案と実施、データ解析、とりまとめ、発表などの基礎を身につける。 
授業計画
内容
1オリエンテーションと野外観察 
2自由研究活動(1) 研究方針の決定と班編成 
3植物の生活環の観察T ― 培地の準備、胞子と種子の播種(藤浪) 
4葉緑体の光定位運動(藤浪) 
5自由研究活動(2) 研究計画発表 
6キャンパスの昆虫類の野外観察・撮影法 ・教材活用(今井) 
7キャンパスの昆虫類の採集法と種の同定法(今井) 
8自由研究活動(3) 中間発表 −前半の成果と課題点の抽出− 
9植物の生活環の観察U ― 配偶体と生殖器官の観察(藤浪) 
10植物組織の適応形態観察 ― インドゴムノキと多肉植物(藤浪) 
11自由研究活動(4) データ解析結果の発表 
12昆虫類の標本作成法(今井) 
13検索表によるアリ類の同定法(今井) 
14自由研究活動(5) 発表準備 
15自由研究活動(6) 成果発表会 
 
テキスト・参考書 必要に応じてプリント等を配布する。
各出版社の資料集(高校生物) 
自学自習についての情報 レポートや自由研究をまとめる上で、授業時間外での各自の取り組みが重要である。実験・観察および情報収集を普段から意欲的に行ってもらう。各自の自由研究をオリジナリティーのある成果につなげて欲しい。 
授業の形式 テーマによっては、数週間にわたる培養を必要とする実験があるので、複数のテーマを同時に進行させる場合がある。 
アクティブラーニングに関する情報 自由研究においては発表やディスカッションを取り入れる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) テーマ毎に提出するレポート(40%)、実験の参加態度(40%)、自由研究発表会評価(20%)。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業評価アンケートによれば、授業・テキストがやや難しいので、資料の改訂をおこない、詳細に解説をおこなう。
また、受講人数やフィールド条件等の都合で,実験順序や内容を一部変更することがある。 
担当講師についての情報(実務経験)