科目情報
科目名 住生活実習 
クラス − 
授業の概要 実習を通じて、住まいとは何か、快適とはどういうことか、どうすれば自分に適した住まいになるのか、というようなことを手を動かし、五感を活用させて考えていく。そして、住生活を取り巻く今日的な課題とその基礎知識について学習する。 
授業の到達目標 1.実習に必要な基礎知識を理解し、実習用具を適切に使用できる
2.住宅設計図による住空間の理解と提案ができる
3.実習による体験学習を通して、住環境と生活の関わりを実感し、表現することができる 
授業計画
内容
1オリエンテーション(製図室の使用ルール、用具の説明、授業の進め方) 
2生活動作と空間寸法(いろいろな大きさを調べてみる) 
3こども目線で空間を読む 
4バリアフリー(BF)、ユニバーサルデザイン(UD) 
5住宅設計製図(図面の見方) 
6住宅設計製図(平面図と配置図) 
7住宅設計製図(断面図と立面図) 
8小住宅の設計(課題説明) 
9防災と住まい 
10住宅性能(光環境、音環境) 
11住宅性能(空気環境、温熱環境) 
12小住宅の設計(設計製図) 
13小住宅の設計(住宅模型の製作) 
14小住宅の設計課題の発表および講評 
15総合討論、まとめ 
 
テキスト・参考書 プリントを配布する。
[参考書]今村仁美『住まいの建築設計製図』(学芸出版社)2021 
自学自習についての情報 各課題をスケッチブックにまとめ、ポートフォリオをつくっていく(詳細は、第1回の授業で指示します)。 
授業の形式 実験、実習形式で行う。 
アクティブラーニングに関する情報 この授業の実験、実習には、グループ活動やディスカッションを伴うことが多い。  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業態度30%、作品および課題レポート(最終的にポートフォリオにまとめて提出する)70%
※作品および課題レポートは実習内容に関するものであるから、欠席・遅刻が多いと単位の取得は困難になる。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 定員23名。定員超過の場合は、家庭領域専攻学生、家庭科免許取得予定の上回生の順に優先して人数調整を行う。
天候等によって、授業内容や実施回を変更することがある。 
担当講師についての情報(実務経験) 担当講師は、建築設計事務所で住宅設計に従事した経験があり、一級建築士を有しており、住環境と人間生活との関係について研究を続けている。