科目名 |
食生活論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
日本人のライフスタイルの多様化による食生活の変化や、食を取り巻く環境について理解を深める。近年、グローバル化、情報化が進む中、世界規模の課題に対応することが求められる。特にコロナ禍における生活の変化にも着目し、アフターコロナ時代の生活の在り方を考えていく。授業の中では食や生活に関するトピックスや最新情報も提示していく。 |
授業の到達目標 |
1.食生活が多様化し複雑なものになった現在、食に関しても栄養成分や栄養生理の側面はもとより、社会・文化・ 経済的な要因なども考慮しつつ人間を総括的にとらえ、適切な食生活を送ることの重要性が理解できる。 2.様々な情報が氾濫する中、生活に関する課題を敏感に捉え、対応することができる。 3.食を含めた生活全般を見直し、時代に適応した健全な生活を送るための知識を身につけ実行できるようになる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 講義の概要、食生活の概念 |
2 | 世界の食生活史 |
3 | 日本の食生活史 |
4 | 食生活の変遷(戦後〜現代) |
5 | 食生活と嗜好 |
6 | 日本人の食生活の現状と食生活指針 |
7 | 中間の振り返り 食生活と健康(子ども世代) |
8 | 食生活と健康(生体リズム・体内時計) |
9 | 食生活と生活習慣病 |
10 | ライフステージと栄養 |
11 | 食料自給率と食品ロスの問題 |
12 | 食生活と安全 |
13 | 食に関してのグループワーク(幅広く食をとらえ、健康かつ豊かな生活を送るための食育を考える) |
14 | グループごとに発表・討論 |
15 | 健全な食生活の展望・まとめ |
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テキスト・参考書 |
テキスト:「栄養科学シリーズNEXT 食育・食生活論」 社会・環境と健康 山本 茂・奥田豊子・M口郁枝 編 講談社サイエンティフィク 主に配布資料やプリントなどを中心に講義する。
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自学自習についての情報 |
文献や新聞、インターネット等を用いて情報収集を行い、食に関しての問題意識を高めること。 受講後は学習内容を教科書や文献等で確認し、今後の生活に生かせるよう理解を深める。 |
授業の形式 |
講義及び演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
一部グループワーク(食育に関する模擬授業など)を取り入れる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末試験(30%)、課題レポート(50%)、グループワーク・発表(20%)及び授業の参加の様子により評価する。 ただし、2/3以上の出席者を評価対象とする。(遅刻及び早退3回で欠席1回とみなす) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
受講生の希望や授業の進行状況により、重点的に講義する内容や現状に沿った関連事項を加えていく。 また、お互いの意見を交換する場を増やしたい。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
所属するNPOの活動として地域における子ども達への食支援や、主に高齢者を対象とした料理教室を開催し適切な食生活 のあり方を伝えている。 |