科目名 |
家庭科教育演習II |
クラス |
− |
授業の概要 |
現代の教育課題と家庭科教育の役割について考察する中で、現代の家庭科が抱える課題を明確にし、それらについて多角的に検討する。 |
授業の到達目標 |
現代の家庭科の課題について理解し、学校、家庭生活、地域社会における子どもの生活実態を踏まえ、家庭科の授業研究およびそれらに関連する諸科学について、多角的に検討することができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 家庭科教育に関する先行研究(衣生活)の検討1。 |
3 | 家庭科教育に関する先行研究(食生活)の検討2。 |
4 | 家庭科教育に関する先行研究(住生活)の検討3。 |
5 | 家庭科教育に関する先行研究(保育)の検討4。 |
6 | 家庭科教育に関する先行研究(家族)の検討5。 |
7 | 家庭科教育に関する先行研究(家庭経済)の検討6。 |
8 | 家庭科教育に関する先行研究(環境教育)の検討7。 |
9 | 論文作成に必要な研究方法の検討1(歴史的資料の調査、資料の収集など) |
10 | 論文作成に必要な研究方法の検討2(歴史的文献の分析方法) |
11 | 論文作成に必要な研究方法の検討3(アンケート調査の作成方法) |
12 | 論文作成に必要な研究方法の検討4(アンケート調査の分析方法) |
13 | 論文作成に必要な研究方法の検討5(インタビュー調査の実施方法) |
14 | 論文作成に必要な研究方法の検討6(インタビュー調査の分析方法) |
15 | 先行研究を検討し研究方法を確定したのちに、研究成果をまとめ発表する。 |
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テキスト・参考書 |
白井利明・高橋一郎「よくわかる卒論の書き方」ミネルヴァ書房、2008年 生活の学びの研究会「24のワークシートで示す生活からはじめる教育コロナ禍が教えてくれたこと」開隆堂2021年 |
自学自習についての情報 |
日本家庭科教育学会誌や日本家政学会誌に掲載された関連論文を参考資料として学習すること。加えて、適宜、紹介する関連する著作や資料を参照すること。 |
授業の形式 |
演習方式。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
発表と討論を中心に行う |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
毎回のリポート60%、討論への参加態度や分析力考察力30%、学習態度10% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
時間割は受講者との相談の上決定する。本演習は卒業論文研究と関連が深いので、担当教員の研究室に所属し卒業論文を作成する者を受講の対象とする。なお、家庭科教育演習I(b)に引き続いて受講すること。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
担当者は高等学校において9年間の実務経験を有する。 |