科目情報
科目名 鍵盤楽器演習I 
クラス a 
授業の概要 古典派およびロマン派の作品を学ぶことで、ピアノ演奏の基本を習得する。
さらに演奏を通して音楽の表現に必要な事がらを学ぶ。
 
授業の到達目標 古典派とロマン派のピアノのために作曲された作品を勉強することで、自分の音楽を表現できるようにする。 
授業計画 1.作曲家や作品に対する理解を深める。
2.楽譜を正確に読み取る。
3.技術的な困難を解決する。
4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。
内容
1オリエンテーション 
2古典派ソナタの構造について 
3W.A.モーツァルトKV545第1楽章
 
4W.A.モーツァルトKV545第2楽章 
5W.A.モーツァルトKV54第3楽章 
6L.v.ベートーヴェンOp.49-Nr.2第1楽章
 
7L.v.ベートーヴェンOp.49-Nr.2第2楽章 
8ロマン派の性格的小品について
 
9F.シューベルト即興曲Op.90-Nr.2
 
10F.シューベルト楽興の時より
 
11R.シューマン子供の情景より
 
12F.ショパン ワルツOp.69
 
13F.ショパン ノクターンOp.9 
14F.ショパン マズルカより 
15総括 
 
テキスト・参考書 楽譜の指定は特にしないが、可能であれば古典派についてはヘンレ版またはウィーン原典版が望ましい。
参考資料として次の2つを挙げておく。
『アルファベットで引く6か国語音楽用語辞典』 久保田慶一 監修/音楽之友社 編 ISBN9784276000605
『先生のための楽典入門 これだけは知っておきたい楽譜のしくみ』加藤徹也 著 ISBN9784799801604 
自学自習についての情報 演奏実技習得のためには、なによりも授業時間外での個人練習が大切である。指導された内容を、次回までに可能な限り身につけられるよう日々の努力を望む。 
授業の形式 演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 個人練習の成果を基に、授業ごとに自分なりの音楽表現を発表すること。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への主体的取り組み40%。
実技の目標到達度60% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 選曲については、受講生の希望を優先して授業計画以外の作品を使用する場合がある。 
担当講師についての情報(実務経験) ピアノ演奏歴35年以上の教員がその経験を生かして指導する。