科目情報
科目名 鍵盤楽器演習II 
クラス a 
授業の概要 バロック時代に作曲された作品について、その演奏解釈、及び演奏法を習得する。  
授業の到達目標 バロック時代に作曲された作品を勉強することで、自分の音楽を表現できるようにする。 
授業計画 1.作曲家や作品に対する理解を深める。
2.楽譜を正確に読み取る。
3.技術的な困難を解決する。
4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。

内容
1オリエンテーション 
2バロック時代の鍵盤楽器のための作品について 
3J.S.バッハ インヴェンション第8番BWV779
 
4J.S.バッハ インヴェンション第1番BWV772 
5J.S.バッハ インヴェンション第13番BWV784
 
6J.S.バッハ インヴェンション第4番BWV775 
7J.S.バッハ インヴェンション第14番BWV785 
8J.S.バッハ シンフォニア第11番BWV797 
9J.S.バッハ シンフォニア第6番BWV792 
10J.S.バッハ シンフォニア第1番BWV787
 
11J.S.バッハ シンフォニア第4番BWV790 
12J.S.バッハ フランス組曲よりアルマンド 
13J.S.バッハ フランス組曲よりサラバンド 
14D.スカルラッティ ソナタより 
15総括 
 
テキスト・参考書 楽譜の指定は特にしないが、J.S.バッハの作品については可能であればヘンレ版またはウィーン原典版が望ましい。
参考資料として次の2つを挙げておく。
『アルファベットで引く6か国語音楽用語辞典』 久保田慶一 監修/音楽之友社 編 ISBN9784276000605
『先生のための楽典入門 これだけは知っておきたい楽譜のしくみ』加藤徹也 著 ISBN9784799801604 
自学自習についての情報 演奏実技習得のためには、なによりも授業時間外での個人練習が大切である。指導された内容を、次回までに可能な限り身につけられるよう日々の努力を望む。 
授業の形式 演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 個人練習の成果を基に、授業ごとに自分なりの音楽表現を発表すること。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への主体的取り組み40%
実技の目標到達度60% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 選曲については、受講生の希望により授業計画以外の作品を使用する場合がある。  
担当講師についての情報(実務経験) ピアノ演奏歴35年以上の教員がその経験を生かして指導する。