科目情報
科目名 鍵盤楽器演習III 
クラス b 
授業の概要 近代・現代のピアノ作品を学習する。 
授業の到達目標 近代・現代の主なピアノ作品を知り、表現できるようにする。バルトークとドビュッシーをその代表として取り上げる。 
授業計画 クラシック音楽における近現代のピアノ作品を取り扱う。

1.作曲家や作品に対する理解を深める。
2.楽譜を正確に読み取る。
3.技術的な困難を解決する。
4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。

受講生のピアノ演奏能力に応じて、曲目を変更することがある。
内容
1ガイダンス/オリエンテーション 
2近現代のピアノ作品における音色の可能性について 
3ドビュッシー アラベスク 第1番 
4ドビュッシー 前奏曲集第1巻より 亜麻色の髪の乙女 
5ドビュッシー 版画より 塔 
6プーランク 即興曲集より第13番 
7プーランク ユーモレスク 
8サティ ジムノペディ第1番・第3番 
9バルトーク ルーマニア民族舞曲 
10バルトーク ミクロコスモス第4巻より ハーモニクス 
11バルトーク ミクロコスモス第6巻 ブルガリアンリズムによる6つの舞曲より 第2番 
12中田喜直 夏の思い出(ピアノソロ版) 
13プロコフィエフ 子供のためのアルバムより 行進曲 
14ラヴェル プレリュード 
15授業の総括 
 
テキスト・参考書 ドビュッシー、バルトークを中心に近代・現代の作品から、適宜選ぶ。ドビュッシーであれば、音楽之友社のドビュッシーピアノ曲集(安川加寿子校註)を推奨する。 
自学自習についての情報 本授業において、自習は非常に重要である。練習方法等についての助言を授業時間内で行う。 
授業の形式 演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 基本的には個人実技の分野ではあるが、自身の演奏を録音するなど、第三者的に判断する能力を身につけられると良い。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ピアノの学習態度(50%)および実技の目標到達度(50%)から判断する
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし  
担当講師についての情報(実務経験) ピアノ演奏歴35年以上の教員が、その演奏経験を生かして指導を行う。