科目情報
科目名 伴奏・重奏I 
クラス − 
授業の概要 ピアノ連弾のための作品の演奏法、2台のピアノのための作品のための演奏法、及びピアノによる伴奏を伴う作品の伴奏法を学習する。 
授業の到達目標 ピアノ連弾のための作品、2台のピアノのための作品、及びピアノによる伴奏を伴った作品を演奏し、アンサンブルにおける演奏法を習得する。 
授業計画 1.作曲家や作品に対する理解を深める。
2.楽譜を正確に読み取る。
3.技術的な困難を解決する。
4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。
6.互いの音楽を尊重し、アンサンブルを形成する。
内容
1オリエンテーション 
2ピアノ連弾のための作品について
F.シューベルト 《3つの軍隊行進曲》より
J.ブラームス ハンガリー舞曲集より 
3A.ドヴォジャーク スラヴ舞曲集より
E.グリーグ ノルウェー舞曲集より 
42台のピアノのための作品について
W.A.モーツァルト《2台のピアノのためのソナタKV448》第1楽章 
5W.A.モーツァルト《2台のピアノのためのソナタKV448》第2楽章
W.A.モーツァルト《2台のピアノのためのソナタKV448》第3楽章 
6歌唱教材の伴奏について
小学校第1、第2学年共通教材 
7小学校第3、第4学年共通教材 
8小学校第5、第6学年共通教材 
9中学校歌唱教材 
10合唱教材の伴奏について 
11歌曲の伴奏について
山田耕筰の歌曲より 
12中田喜直の歌曲より 
13シューベルトの歌曲より 
14シューマンの歌曲より
 
15総括
 
 
テキスト・参考書 楽譜の指定は特にしないが、各曲とも可能な限り原典版が望ましい。 
自学自習についての情報 演奏実技習得のためには、なによりも授業時間外での個人練習が大切である。特にアンサンブルの場合は、合同練習は欠かせない。指導された内容を、次回までに可能な限り身につけられるよう日々の努力を望む。 
授業の形式 グループによる演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 個人練習の成果を基に、授業ごとに自分たちで考えた音楽表現を発表すること。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への主体的な取り組み40%
実技の目標到達度60% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 初回オリエンテーションで各受講生の組み合わせを決定する。
選曲については、受講生の希望により授業計画以外の作品を使用する場合がある。 
担当講師についての情報(実務経験) 担当者は奏楽堂日本歌曲コンクールにおいて優秀共演者賞を受賞している。35年以上の伴奏活動、室内楽活動の経験に基づき指導を行っている。