科目名 |
英語(プラクティカル)中級 |
クラス |
− |
授業の概要 |
本科目はグローバル社会で必須となる英語での議論能力を身につけることを目的とした演習型授業である。英語debateの基礎的方法論を学び、実際にその実践を繰り返すことで、日本語話者がやや苦手とすることが多い「議論」を正しく行うための方法論を獲得する。また、これらを全て英語で実践することで、本来の意味での「コミュニカティブ英語能力」の獲得を目指す。 なお、本科目では、原則として授業言語を英語とする(必要に応じて日本語も使用する)。 |
授業の到達目標 |
英語によるdebate実践を通じ、本質的かつ実践的な英語運用能力(すなわち、英語で他者の主張を批判的に傾聴し、論理的に反駁し、協調的に結論を導く能力)を習得する。具体的には、英検準1級、さらに1級レベルの英語議論能力獲得を目標とする。 |
授業計画 |
前半の7週間は主にDebateの基本についての学習(45分程度)とその実践(45分程度)、後半の7週間はDebateの実践(その準備やフィードバックを含む)を予定している。
回 |
内容 |
1 | Course introduction: Why debate? |
2 | Framework of Debate |
3 | On Argumentation |
4 | Logical Fallacies |
5 | Constructing Argument |
6 | Cross-Examination |
7 | Rebuttal |
8 | Practice Debate (1) : Fact Claim |
9 | Practice Debate (2) : Value Claim |
10 | Practice Debate (3) : Policy Claim (Passive Agreement) |
11 | Practice Debate (4) : Policy Claim (Immediate Action) |
12 | Final Debate Session (Day 1) : Fact Claim |
13 | Final Debate Session (Day 2) : Value Claim |
14 | Final Debate Session (Day 3) : Policy Claim |
15 | Reflection and Course Review(振り返りと復習) |
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テキスト・参考書 |
指定教科書: 『Let the Debate Begin! ??英語で学ぶ論理的説得術』. 小西卓三・菅家知洋・P.J. Collins(著). 東海大学出版会. 2007年. (ISBN : 978-4486017561) 授業資料: 適宜配布 |
自学自習についての情報 |
前半7週間は主に指定教科書の予習、後半7週間は実際のDebateの準備が必要となる。具体的な予習、準備内容は授業中に指示する。 |
授業の形式 |
前半7週間は、指定教科書の内容に関しての担当者発表、教員の補足説明、簡単な演習を行う。 後半7週間は、繰り返しのDebate実践(およびその相互判定)を行う。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
演習型科目であり、受講生の積極的な参加が求められる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業内Quiz/Test: 30% 授業参与度:40% Group Debate Performance : 30%
単位認定には2/3以上の出席を必要とする。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
特記事項無し |
担当講師についての情報(実務経験) |
米国大学での教歴(コミュニケーション関連科目) |