科目情報
科目名 英語(アカデミック)中級 
クラス − 
授業の概要 この授業は、英語教育学と言語学を専門とする教員が担当し、近年の学術的な論考(一部、古典的な名著を含む)を題材として取り上げ、英文読解力の向上を目指すものである。授業の副次的効果として、受講者の皆さんが英語を学ぶ奥深さと楽しさを自ら再発見し、現代という時代に生きるヒントを得る機会にもなれば、授業担当者として存外の喜びである。 
授業の到達目標 英文の構造や文体的特徴を正確に理解しながらテキストを論理的に読み,筆者のイイタイコトを正確に読み解く力を身につけることができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション(教員紹介・授業の内容説明・教材教具の説明・評価等の説明など)〔染谷藤重〕 
2Introduction: Motivation and Its Relation to Learning 〔染谷藤重〕 
3The Educational Benefits of Self-Related Information Processing(pp. 15-22) 〔染谷藤重〕 
4The Educational Benefits of Self-Related Information Processing(pp. 23-29) 〔染谷藤重〕 
5Self-Efficacy in Learning: Past, Present, Future(pp. 63-73) 〔染谷藤重〕 
6Self-Efficacy in Learning: Past, Present, Future(pp. 73-81) 〔染谷藤重〕 
7Self-Regulation of Motivation(pp. 87-96) 〔染谷藤重〕 
8Self-Regulation of Motivation(pp. 97-104), まとめ 〔染谷藤重〕 
9後半のオリエンテーション 〔児玉一宏〕 
10英文読解演習:言語学の知見を活用した英文理解への導入  〔児玉一宏〕 
11Dewey, J. "Reconstruction in Philosophy" @(講義) 〔児玉一宏〕 
12Dewey, J. "Reconstruction in Philosophy" A(演習) 〔児玉一宏〕 
13Sapir, E. "Language" @(講義) 〔児玉一宏〕 
14Sapir, E. "Language" A(演習) 〔児玉一宏〕 
15後半のまとめ 〔児玉一宏〕 
 
テキスト・参考書 テキストは使用せず、講義資料等を授業内で配布する。
参考書(前半):Renninger, A. & Hidi, S. E. (Eds) (2019). The cambridge handbook of motivation and learning. Cambridge University Press.
   (後半):辻幸夫(編)(2013).『新編 認知言語学キーワード事典』研究社. 
自学自習についての情報 事前課題が出されている場合は、指示に従って周到な予習を行う。レポーターとして発表を行う場合には、資料やハンドアウト等の作成を求める場合がある。授業内容の定着に向けて、十分な復習を行うことが肝要。詳細は授業中に説明するので、担当者の指示に従うこと。 
授業の形式 講義・演習・実習・発表・討論 
アクティブラーニングに関する情報 適宜、ペアワーク、グループディスカッション、全体討論を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 前半・後半の成績を合算する。
授業内での形成テストの成績(70%)と積極的な受講態度(30%)を総合して評価する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験) 高等学校での教員経験を踏まえて、講義・演習では学校教員の教養として役立つ内容を含める。