科目情報
科目名 幼児教育臨床特論 
クラス − 
授業の概要 障がいのある子ども、要支援家庭に育つ子どもなど、生きづらさを抱える子どもに焦点をあてたフィールド研究と、教育実践を考える上で有用な理論について幅広く論じ、現在の幼児教育のあり方を検討する。
なお、以下の授業内容は、受講者の関心によって変更する場合もある。 
授業の到達目標 生きづらさを抱える子どもの養育・保育・教育の問題について理解し、自分なりの考えを述べることができる。
教育現場研究にかかわる諸理論および研究法について理解を深める。 
授業計画
内容
1オリエンテーション 
2障がいや病気のある子どもの子育て(育児支援の実際を含む) 
3障がいや病気のある子どもの保育・教育(育児・保育支援および学校における支援を含む) 
4児童虐待をめぐる問題(学齢児における支援を含む) 
5貧困家庭・非血縁家庭等の子育てと教育(育児支援の実際を含む) 
6保育現場における子育て支援(育児支援の実際を含む) 
7中間まとめ 生きづらさを抱える子どもの保育・教育の課題 
8理論・研究法(1) グループ・ダイナミックスとアクション・リサーチ 
9理論・研究法(2) 社会構成主義 
10理論・研究法(3) コミュニケーションを問いなおす  
11理論・研究法(4) 専門的実践を問いなおす 
12理論・研究法(5) ケアを問いなおす 
13理論・研究法(6) 組織を問いなおす 
14理論・研究法(7) 評価を問いなおす 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 【テキスト】ガーゲン, K.J. (2020)『関係が生み出す存在――社会構成主義がひらく人間観』ナカニシヤ出版
【参考書】 東村知子・麻生武編著 (2016)『発達支援の場としての学校――子どもの不思議に向き合う特別支援教育』ミネルヴァ書房 ほか適宜紹介する。 
自学自習についての情報 テキストや配付資料等を事前に読み、疑問点を整理した上で授業にのぞむこと。 
授業の形式 講義および討議 
アクティブラーニングに関する情報 毎回ディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 討議への参加度と内容(30%) 最終課題(70%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし 
担当講師についての情報(実務経験)