科目情報
科目名 国語科教育特論 
クラス − 
授業の概要 国語科教育という営みを「他者」をキーワードとして読み直すことをねらいとし,先行文献を手がかりとして,実践的課題の究明にあたる。 
授業の到達目標 現代のこどもをめぐる教育的諸課題を、ことばを手がかりに検討することができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション  
2他者との関わりを希薄化させる子どもたち 
3いじめと言葉の教育 
4国語教育における「他者」と「主体性」 
5子どもの読みと大人の読み 
6読むことと実験・観察すること 
7論理を育てる「他者」という視点 
8今江祥智「野の馬」論 
9吉野弘「夕焼け」論 
10主題指導とは何だったのか 
11映像とことば 
12平和教育と現代児童文学 
13国際学力調査の検討 
14他者と対話するということの意味 
15まとめ  
 
テキスト・参考書 木まさき、『「他者」を発見する国語の授業』、大修館書店、2001年
参考書は講義の中で適宜紹介する。 
自学自習についての情報 テキストを読むだけでなく、講義の中で紹介された参考書を積極的に読むことが求められる。  
授業の形式 演習 
アクティブラーニングに関する情報 授業は講義だけでなく個人担当の演習発表も行う。また討議形式で進行する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 毎回のレポートの内容(40%)及び討議の内容(10%),最終課題(50%)によって評価する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 各領域の論文を収集し、読んでおくことが求められる。 
担当講師についての情報(実務経験) 授業担当者は小学校・中学校・高等学校の国語教育を専門としている。これらの学校での実務経験はないが中学校で2年間教壇に立った経験がある。