科目情報
科目名 理科教育実践特別演習I 
クラス − 
授業の概要 人と自然の関わりにおける自然科学4分野の新しい知見をもとに、その背景となる科学的な見方・考え方の形成を図る。また、それらの理解を探究的に深める学びについて様々な指導・支援方略について学ぶ。物理分野では,身近な現象から法則を見出したり,法則から現象を予測したりする活動を通して,自然を理解するための基本的な概念や手法を学ぶ。化学分野では身の回りのものを物質として捉え日常生活や自然を化学的な視点から理解する。生物分野では、学習指導要領にある生物の共通性と多様性について理解を深める。地学分野では、日常生活や社会との関連を図りながら、地球や地球を取り巻く環境の時空間的な変化を総合的に理解する。
 
授業の到達目標 1 物理や化学分野の科学的な見方・考え方を理解し、適切な指導ができる。
2 生物や地学分野の科学的な見方・考え方を理解し、適切な指導ができる。
3 身近な自然を対象に、物理・化学・生物・地学分野の学びを深める教材を考案できる。  
授業計画 理科教育専修の担当教員全員がオムニバス形式で担当する。
内容
1授業の概要説明 (梶原裕二、田中里志、谷口和成、鈴木祥子)  
2生物3-1 動物の多様性と共通性 (梶原裕二)  
3生物3-2 植物の多様性と共通性 (梶原裕二)  
4生物3-3 細胞の多様性と共通性 (梶原裕二)  
5化学2-1 物質のすがた(日常の物質の姿を微視的に捉える) (鈴木祥子)  
6化学2-2 物質の変化(状態変化と化学変化) (鈴木祥子)  
7化学2-3 私たちの生活をとりまく物質 (鈴木祥子)  
8物理1-1 物理の見方・考え方1:力と運動 (谷口和成)  
9物理1-2 物理の見方・考え方2:電気と磁気 (谷口和成)  
10地学1-1 惑星としての地球のすがた (田中里志)  
11地学1-2 変動する地球と私たちの生活 (田中里志) 
12教材・指導案開発1 資料収集 (受講生は1分野を選択) (梶原裕二、田中里志、谷口和成、鈴木祥子)  
13教材・指導案開発1(物理・化学分野) 模擬授業 (谷口和成、鈴木祥子)  
14教材・指導案開発2(生物・地学分野) 模擬授業 (梶原裕二、田中里志)  
15まとめ (梶原裕二、田中里志、谷口和成、鈴木祥子) 
 
テキスト・参考書 必要に応じて適宜配布する 
自学自習についての情報 各回の内容について、教科書に書かれている内容を予習する  
授業の形式 講義と演習・実験実習 
アクティブラーニングに関する情報 実物を用いた具体例をもとに、ディスカッションで理解を深める  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 各授業内容への積極性、ディスカッションの様子、各回のミニプリントの評価(物理化学生物地学分野、各25%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 各回毎に授業内容への意見を集約し反映する  
担当講師についての情報(実務経験)