科目名 |
体育学特論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
過去20年間に公刊された体育原理関連の標準的な概説書を3冊程度取り上げ、授業計画に記した論題について、比較検討しつつ講義する。 |
授業の到達目標 |
体育・スポーツに関わる原理的重要問題について、その歴史的背景と哲学的意義を理解する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | 体育原理の概念 |
3 | 古典的な体育の思想(1)プラトンを中心として |
4 | 古典的な体育の思想(2)アリストテレスを中心として |
5 | 近代西洋における体育の思想(1)ドイツの体操論を中心として |
6 | 近代西洋における体育の思想(2)イギリスのスポーツ教育論を中心として |
7 | 近代西洋における体育の思想(3)アメリカの体育論を中心として |
8 | 日本の伝統的身体運動文化 |
9 | 近代日本における体育の思想(1)明治期から第2次大戦終結まで |
10 | 近代日本における体育の思想(2)戦後復興期から高度経済成長期 |
11 | 近代日本における体育の思想(3)「楽しい体育」以後 |
12 | 体育概念の現代的諸問題 |
13 | 身体論の概観 |
14 | スポーツの思想(1)「競争」の功罪 |
15 | スポーツの思想(2)個人的視点と社会的視点 |
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テキスト・参考書 |
・川村英男(1966)『体育原理』杏林書院. ・前川峯雄(1970)『体育原理』大修館書店. ・中村敏雄・高橋健夫[編](1984)『体育原理講義』大修館書店. ・佐藤臣彦(1993)『身体教育を哲学する』北樹出版. ・体育原理専門分科会[編](1995)『体育の概念』不昧堂出版. ・友添秀則・岡出美則[編](2005予定)『教養としての体育原理』大修館書店. |
自学自習についての情報 |
「体育原理」「体育学原論」「スポーツ哲学」等をタイトルに含む代表的な研究書または概説書を数冊指定し、精読の上、論評させる。 |
授業の形式 |
講義形式と演習形式を併用する。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
課題図書に関する受講生の報告とディスカッションを中心とする授業である。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
(1)特別の事情のある場合を除き毎回出席し、かつ指示された課題を総て提出した者のみを単位認定の対象とする。 (2)授業期間中に指示する課題レポートの内容(30%) (3)討論への参加態度と発言内容(30%) (4)学期末レポートの内容(40%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
特記事項なし |
担当講師についての情報(実務経験) |
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