科目情報
科目名 保健体育科教育教科内容論X 
クラス − 
授業の概要 1.事例を手がかりに保健体育科教育に必要な学校精神保健を学ぶ。
2.児童生徒学生の指導に必要な学校精神保健について学ぶ。
3.スポーツ精神医学をスポーツに応用することを学ぶ。  
授業の到達目標 1.保健体育授業や学校内での児童生徒の精神状態について正しい判断ができるようになる。
2.児童生徒学生の心と身体の健康増進により保健体育科教育実践力を身に付ける。
3.最新のスポーツ医学に基づいた科学的でエビデンスのある保健体育科教育指導力を向上させる。 
授業計画 初回授業で、プレゼンテーションのためのレジメ作成(原書購読を含む)の担当範囲を割り振るので必ず初回は参加すること。事情で初回が参加できない場合には、担当分野の割り振りを受ける必要があるため、初回授業より事前に担当教員にコンタクトを取り自分の担当分野の割り振りの相談を済ませる必要がある。
内容
1オリエンテーション、Eating Disoeder:摂食障害を例として、学校保健総論、*プレゼンテーション割り振りのため初回は必ず出席すること 
2児童生徒のこころとからだを理解する?:Psychoanalysis:学校現場に生かせる精神分析理論とは 
3児童生徒のこころとからだを理解するA:Attachment&Mentalization:アタッチメント理論の初歩から研究最先端へ、メンタライゼーションと共に 
4児童生徒のこころとからだを理解するB:CBT、Mindfulness、DBT:学校現場に生かせる認知行動理論とは、マインドフルネスと弁証法 
5児童生徒のこころとからだを理解するC:Relaxation:学校現場に生かすリラクセーション 
6児童生徒のこころとからだを理解するD:Family Therapy:家族療法、保護者の光と影を理解し、子どものため最大限に活用する 
7Autism Spectrum Disorder(ASD):自閉スペクトラム症児童生徒への教育指導力を極める 
8Attention-deficit/hyperactivity disorder(ADHD):注意欠如多動症児童生徒への教育指導力を極める 
9Intellectual developmental disorder(IDD):知的発達症児童生徒への教育指導力を極める 
10Child abuse:虐待歴のある児童生徒への教育指導力を極める 
11Anxiety Disorder & Trauma-and-stressor-related disorders:不安症やストレス要因関連症の児童生徒への教育指導力を極める 
12Schizophrenia:統合失調症児童生徒への教育指導力を極める 
13Bipolar Disorders:双極性障害児童生徒への教育指導力を極める 
14Major Depressive disorder:うつ病児童生徒への教育指導力を極める 
15Sport Psychiatry:スポーツ精神医学を教育指導に徹底的に生かす 
 
テキスト・参考書 テキスト:「Evidence-Based Practice in School Mental Health,2nd ed.」James C.Raines著Oxford Univ. Press ISBN978-0190886578
参考書:「Ethical Decision-Making in School Mental Health,2nd ed.」James C. Raines著Oxford Univ. Press ISBN978-0197506820
「子どもの精神医学ハンドブック第3版」清水將之著 日本評論社 ISBN978-4535984936
「子どもの精神保健テキスト改訂第2版」古荘純一著 診断と治療社 ISBN978-4787824196
「思春期のこころと身体Q&A4 心身症」高尾龍雄著 ミネルヴァ書房 ISBN978-4623082568
「スポーツ精神医学改訂第2版」日本スポーツ精神医学会編 診断と治療社 ISBN978-4787823571 
自学自習についての情報 原書英文抄読担当部分は、発表の授業前にレジメを作成し、授業前日までには担当教員へメールの添付ファイルで必ず送付することが求められる。間に合わない場合は、授業当日必要部数印刷し持参しなければならない。 
授業の形式 当該分野担当学生による英文抄訳を含む授業形式の発表に対して、全員で討論する形式の授業である。
プレゼンテーションにより教科内容論の実践を深める。 
アクティブラーニングに関する情報 図書館の所蔵文献やCINII等の論文検索で、自ら調べた事例報告(適切な邦文事例がない場合は英文事例)の理解とその分野の授業実践により、学生が主体的積極的に授業を運営することになる。  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) プレゼンテーションの評価が80%、全授業のディベート状況や口頭試問の評価が20%。期末定期筆記試験は行わない。
発表担当日の授業欠席では、単位は認定できない。但し学生の間で、発表順番を授業前に変更して代理担当の別分野授業が展開する場合は何ら問題とならない。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 積極的な模擬授業展開により、教育指導力向上が図られる。
教員のロンドン・アンナフロイト研究所MBT-Aやパリ精神分析協会・パリ心身医学研究所での学びを授業に還元する。 
担当講師についての情報(実務経験) 1989-90フランス政府給費留学生(パリ大学国際病院思春期青年期精神科・パリ精神分析協会パリ心身医学研究所)
2014ロンドン・アンナフロイトセンター・Mentalization-based treatment for adolescent(MBT-A)セミナー終了
総合教育センターや教育委員会での教育相談及び教育相談担当者へのスーパーバイズ経験がある。心療内科及び思春期青年期精神科医、公認心理師、臨床心理士。