科目情報
科目名 教育実践研究セミナー 
クラス − 
授業の概要 「学びつづける教員」として、自らの教育実践の成果を「研究」に深化させ、その成果を再び教育実践にフィードバックさせるために必要な、研究の計画立案から調査と分析の手法、また研究倫理と論文執筆の際のルールなど基本的な理解とスキルについて学ぶ。後半はクラスに分かれ、演習形式で実施する。 
授業の到達目標 ・教育実践を、さらに研究レベルまで深めるために必要な知識と技能を身につけている。
・学校教育において調べ学習や探究的学習の方法や注意点について適切に指導することができる。 
授業計画
内容
11.授業のガイダンス 
22.研究倫理と研究対象者の保護 
33.論文と引用・著作権 
44.研究に求められる調査とは何か 
55.量的調査とは何か 
66.質的調査とは何か 
77.調査演習 7.1研究課題の設定 
87.調査演習 7.2研究計画の立案 
97.調査演習 7.3調査手法の検討 
107.調査演習 7.4調査計画の立案 
117.調査演習 7.5調査の実施 
127.調査演習 7.6データ収集 
137.調査演習 7.7調査結果の分析 
147.調査演習 7.8分析結果の検討 
157.調査演習 7.9研究成果をまとめる 
 
テキスト・参考書 [参考書]日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会編『科学の健全な発展のために』丸善出版、2015年
眞嶋俊造 他『人文・社会科学のための研究倫理ガイドブック』慶應義塾大学出版会、2015年
石川美智子・松本みゆき『教育を科学する力、教師のための量的・質的研究方法』学術研究出版、2018年
柴田康順『心理統計の使い方を学ぶ:質問紙調査による実践を通じて』大正大学出版会、2018年
樋口耕一『社会調査のための計量テキスト分析 第2版』ナカニシヤ出版、2020年
宮内泰介、上田昌文『実践自分で調べる技術』岩波新書、2020年
ポール・ウィルス『ハマータウンの野郎ども 学校への反抗・労働への順応』ちくま学芸文庫、1996年 
自学自習についての情報 第1回〜第6回は毎回、配布資料を熟読し授業内容の理解を深めておくこと。第7回以降は課題の提出や最終発表に向けた準備を行うこと。 
授業の形式 講義と演習 
アクティブラーニングに関する情報 第7回以降はグループワークやフィールドワークを行いながら授業を進める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加状況(50%)、課題発表・課題レポート(50%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験)