科目名 |
教科内容構成論 -社会科- |
クラス |
− |
授業の概要 |
英語のrepublicは、現代では「共和政」や「共和国」と訳されることが多い。しかし原語であるラテン語のres publicaはもともと「公共善」を意味し、近代までは多義的な概念だった。本授業では歴史学、法律学、社会学の分野からその歴史的変遷や現代社会における特徴をを探求することで新科目「公共」に取り組むための基礎を築く。 |
授業の到達目標 |
社会科(地歴科、公民科)について、関連する分野における専門的な知見を習得し、授業を行う際の教科研究協力や教材開発能力をたかめることができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス/情報化社会・消費化社会@ |
2 | 情報化社会・消費化社会―現代社会の特徴を解く |
3 | グローバル化社会における環境問題−『水は誰のものか』を見て考える |
4 | 受益と負担の均衡・世代間の調和−対話による合意」について考える |
5 | SDGs社会における民主主義のあり方 |
6 | 「公共」を歴史的に考える―公共善・国家・共和政 |
7 | 古代ローマのレスプブリカ |
8 | 中近世ヨーロッパの国家と公共善 |
9 | 近代の「共和政」へ |
10 | 「公共善」「国家」「共和政」を授業実践にどう活かすか |
11 | ガイダンス・法学と公共 |
12 | 知的財産権と公共 |
13 | 著作権と公共 |
14 | 孤児著作物問題 |
15 | 医薬品特許と公共 |
|
テキスト・参考書 |
テキストは、特に指定しない。必要な文献や資料は、担当者が授業中に配布する。また、参考文献は講義中に適宜紹介する。 |
自学自習についての情報 |
|
授業の形式 |
基本的には、講義形式で実施する。 1回目〜5回目(土屋), 6回目〜10回目(斉藤), 11回目〜15回目(比良)が担当する。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
適宜ディスカッション等を行いながら授業内容の理解を深める。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
科目担当者3人の得点(1人100点×3人の平均値)を成績の評価とする。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
なし |
担当講師についての情報(実務経験) |
|