科目情報
科目名 家庭科教育実践演習 -住生活- 
クラス − 
授業の概要 初等や中等家庭科教育における住生活分野の内容を、協力・協働、健康・快適・安全、生活文化の継承・創造、持続可能な社会の構築等の視点でとらえ、専門知識や理論と関連づけて解説する。さらに、学校教育における住教育の現状を分析し、社会の変化に対応して、よりよい住生活を営むための住生活分野の課題を設定し、文献調査やフィールドワーク、授業実践のための演習を行い、学校教育における住生活分野の授業実践のための理論と実践を学ぶ。 
授業の到達目標 1.住生活に係る事象の見方・考え方を働かせることができる。
2.住生活分野の内容の理解を深めるための実践的・体験的な活動を展開できる。
3.住生活分野に関する教材研究や授業構想を行うことができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション 
2家庭科における住生活分野の学習内容の概説(小学校) 
3家庭科における住生活分野の学習内容の概説(中学校) 
4家庭科における住生活分野の学習内容の概説(高等学校) 
5住生活と協力・協働(演習) 
6住生活と健康科学(演習) 
7住生活と快適性(演習) 
8住生活と安心・安全(演習) 
9住生活と文化(演習) 
10住生活と持続可能な社会の構築(演習) 
11住教育に関する課題抽出 
12フィールドワークの計画(設定した課題に対する観点・方法などを考える) 
13フィールドワークの実施(設定した課題に対するフィールドワークを行う) 
14フィールドワークのまとめ(フィールドワークから得た内容を振り返る) 
15教材研究・授業構想に関する発表及びディスカッション 
 
テキスト・参考書 [テキスト]授業時に必要に応じて資料を配布する。
[参考書]小学校・中学校・高等学校の家庭科の教科書及び学習指導要領解説
中根芳一編『私たちの住居学(第2版)−サスティナブル社会の住まいと暮らし』(オーム社)2019
日本家政学会編『住まいの百科事典』(丸善)2021 
自学自習についての情報 講義内容にそって自ら課題を析出し、専門用語などを調べておくこと。受講生の興味関心を考慮しながら課題を設定するので、その課題に取組み、レポートにまとめ、発表の準備をすること。問題関心をもって主体的に研究成果を探索し、実践事例を収集しておくこと。 
授業の形式 講義・演習・フィールドワーク 
アクティブラーニングに関する情報 受講生の主体的参加を伴う形式(ディスカッション及び発表)で行う。授業内容に応じてフィールドワークや実験・実習を受講生とともに考えて実施する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1)課題レポート(40%)
2)発表内容(30%)
3)授業への参加度(30%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験)