科目情報
科目名 6年制コースゼミV 
クラス − 
授業の概要 本授業では、異学年・異専門の学生の協働的な学びから、新しい教科横断型の授業や活用する教材の開発を行う、もしくは教育課題や授業について、学術的裏付けやエビデンスとなる情報の収集・分析を行うことで教育実践を見直すなどのプロジェクトを通して、教育課題対応力や学びのデザイン力の向上を目指す。 
授業の到達目標 1 教科横断型の授業や教材を開発するための情報の収集と分析を行うことができる。
2 教科横断型の授業や教材を開発するために専門の異なる受講者間で活発な協議を行うことができる。
3 教科横断型の授業や教材をデザインすることができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション
・授業の概要及び授業の到達目標の確認
・テーマと課題に基づいてグループ編成を行う 
2テーマ・課題についての検討(1)
・グループ別で開発する教科横断型の授業もしくは教材のテーマ・課題について検討する 
3テーマ・課題についての検討(2)
・グループ別で検討したテーマもしくは課題を対象・単元・方法などについて具体化する。
・各人の専門領域を考慮し、各人が調べる事柄について分担する 
4情報収集と協議(1) グループ別協議
・分担した内容をまとめ報告した後、グループで協議する(分担者1、2担当) 
5情報収集と協議(2) グループ別協議
・分担した内容をまとめ報告した後、グループで協議する(分担者3、4担当) 
6情報収集と協議(3) グループ別協議
・分担した内容をまとめ報告した後、グループで協議する(分担者5、6担当) 
7情報収集と協議(4) 全体協議
・これまでグループで報告・協議した事柄について全体で協議し、授業もしくは教材の具体化を図る 
8授業及び教材の作成(1)
・グループ別に授業の指導案や教材の製作を行う 
9授業及び教材の作成(2)
・グループ別に製作した授業の指導案や教材について改善・検討する 
10授業及び教材の作成(3)
・グループ別に授業の指導案や教材を完成させる 
11授業及び教材の試作実践
・それぞれのグループが作成した授業の指導案(模擬授業)や教材についてをプレゼンし協議する。 
12改善点の検討・作成
・試作実践において指摘された事項の改善について、改善・作成する 
13授業及び教材を用いた実践(1)
・通常の授業時間とは別の時間帯で、公開シンポジウムもしくは成果発表会において報告する
(もしくは学校現場での実践) 
14授業及び教材を用いた実践(2)
・通常の授業時間とは別の時間帯で、公開シンポジウムもしくは成果発表会において協議する
(もしくは学校現場での実践) 
15実践についてのまとめ
・実践から得られた成果と課題について協議し、成果と課題をまとめる 
 
テキスト・参考書 【テキスト】必要に応じて資料を紹介もしくは配布する。
【参考書】木村明憲(著)黒上晴夫・堀田龍也(監修)単元縦断×教科横断 主体的な学びを引き出す9つのステップ、さくら社 (2020)  
自学自習についての情報 各グループで必要な事項について進められるように役割を分担して行うこと 
授業の形式 演習 
アクティブラーニングに関する情報 基本的にディスカッションや製作・発表を主とした授業となるため、積極的に参加し意見を述べること 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表40%、成果報告60%
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 可能な場合には、学校と連携して授業もしくは教材の開発を行う。その際には、13回、14回の授業は学校現場での実践となる 
担当講師についての情報(実務経験)